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世界時価総額ランキングを見て思うこと

2011年01月20日

世界時価総額ランキングを見て思うこと


 先日、2010年末の世界の株式時価総額ランキング(米ドル建)が発表されていました。
株式時価総額は、世界の有力企業の順位であるだけでなく、どの国の企業が高く買われているのか、どの産業が高く買われているのか、など非常に示唆に富んでいます。

 まず、2010年末のランキングを書いてみましょう。(単位億ドル。カッコ内は2009年末順位)



 

単純に数えてみますと、国別では米国11社、中国4社、英国(含む英蘭)2社、ブラジル2社、スイス1社。

 因みに、日本勢はゼロ。最高が32位のトヨタ自動車(1368億ドル)、以下74位にNTTドコモ(768億ドル)、75位に三菱UFJフィナンシャル・グループ(765億ドル)、87位にホンダ(718億ドル)、89位にNTT(713億ドル)、94位にキャノン(691億ドル)となっています。

 業種では、資源が6社、ITが4社、銀行が3社、通信が2社、以下食品、投資、小売、電気、消費が1社ずつ。

 率直な印象としてまず、やはり米国には世界をリードする企業がある、ということです。その中にはグーグルのように比較的新しい企業とか、アップルのようにスティーブン・ジョブズ1人のリーダーシップで大きくなった企業もあります。(ジョブズの病気療養が発表されましたが、株価に大きく影響すると思われます。)

 その次は、資源の会社が多いということです。

 ランキング入りしている6社のうち、5社が石油関連ですが、20位のヴァーレは鉄鉱石などの鉱物資源の会社です。

 鉱物資源の会社はBHPビリトン(豪英)、リオ・ティント(英豪)、ヴァーレ(ブラジル)の3社が世界最大手で、この3社を合わせるとほとんどの鉱物資源のシェアが50%を大きく超えます。

 BHPビリトンとリオ・ティントは、ヴァーレより大きいはずですが、それぞれ英国とオーストラリアに分かれて上場しているために、ランキングに出てこないのだと思います。

 毎年、日本の鉄鋼会社は鉄鉱石や石炭を買い付けているのですが、価格決定の主導権を完全にこの3社に握られています。

 実はBHPビリトンはリオ・ティントに買収をしかけていたのですが、さすがに各国の独占禁止法をクリアー出来ずにあきらめたようです。

 ヴァーレの時価総額1700億ドルと言うことは14兆円くらいです。

 日本の国家戦略として、これを買収してみたらどうかと思うのです。資金は、1兆ドルもある外貨準備の大半はFRBにタダで預けられており、米国の銀行システムにしっかりと組み込まれているので、そこから引き出せばよいだけのことです。

 この辺のアイデアについては、改めて書くことにします。決していい加減に考えているのではありません。日本の国家戦略を政治家が全く考えていないので、代わって考えてみようと思っているだけです。

 いわゆる国家ファンドの事です。円高で、世界の株価もそれほど高くない今が最大のチャンスだと思うのです。
 

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■世界経済 | 2011.01.20
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