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英国王室の話

2011年04月28日

英国王室の話

 4月29日に英国王室のウイリアム王子の結婚式が行われます。
 ウイリアム王子はチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の長男で、非常に国民の人気が高い王子です。

 本日は、ゴールデンウィーク前の最後の記事で、書きたいテーマがいっぱいあったのですが、英国王室について書いてみます。

 現在の英国王室の始まりは1066年に即位したノルマン人のウイリアム1世(征服王)です。それ以前は、ローマ帝国の領地だったのですが、4世紀なかころから始まったゲルマン人の大移動で、ヨーロッパじゅうの民族が玉突き状に西に移動し、もともとケルト人の領土だった英国にアングロ人やサクソン人が入り込み始め、その後ノルマン人の(フランスのノルマンジー地方の領主だった)ウイリアムが征服したのです。その後の王室は全てこのフランス人のウイリアムの血を引いています。

 こういう風に書いていくととんでもない長文になるため省略しますが、チューダー朝のヘンリー8世(在位1509年~1547年。カトリックは離婚が出来ないため、自分が離婚するために英国国教会を始めた)や、その娘のエリザベス1世(在位1558年~1603年。スコットランド女王のメアリーとの確執で、結局処刑してしまう)など、有名な国王(女王)がいっぱいいます。

 エリザベス1世が独身のまま亡くなったため、跡取りがいなくなりチューダー朝が終わるのですが、皮肉にも自分が処刑したメアリー女王の息子のジェームス1世が国王となりスチュアート朝が始まります。現在の王室の祖先です。
 いまでも王位継承はスチュアート家の血を引くも者、とはっきりと規定されています。

 ジェームス1世の息子のチャールズ1世が、クロムウエル率いる清教徒革命で処刑されるのですが(1649年)、1660年に処刑されたチャールズ1世の息子のジェームス2世が王位につき王政復古となります。

 しかし1688年に、これまたチャールズ1世の息子のチャールズ2世がカトリックであったため国民の信頼を得られず追放され(名誉革命)、オランダからチャールズ1世の外孫のウイリアム3世が迎えられます。(今の皇太子がチャールズで、今度結婚する息子がウイリアム!)

 さらに1714年に、ドイツからジェームス1世の曾孫のジョージ1世が迎えられ、ハノーヴァー朝が始まります。ジョージ1世はスチュアート朝の血は引くのですが、英語を話せなかったようです。
 ハノーヴァーバ朝ではビクトリア女王(在位1837年~1901年)が有名です。第一次世界大戦時に敵国ドイツ風の名前のハノーヴァーはまずいということで、ウインザー朝と変えますが、現在の王室の直接の祖先です。

 さて、このウインザー朝で1936年にジョージ5世が亡くなり、長男のエドワード8世が王位についたのですが、何と離婚歴のある人妻のアメリカ人・シンプソン夫人と結婚すると言いだしたのです。これは国中の批判を浴びると、あっさりと王位を放棄してしまい、弟が即位しました(ショージ6世)

 しかし、エドワード8世は退位後も、その立場を利用しようとするヒットラーやムッソリーニが近づき、ドイツが英国を占領すると再び王位に付けるという密約があったとされていますが、事実は分かりません。またシンプソン夫人も当初からナチスの意向を受けていたとも言われていましたが、これは最近の研究で否定されています。

 そして、ジョージ6世の後を継いだのが現在のエリザベス2世です。

 皇太子のチャールズも離婚して、これまた離婚したカミラ夫人と結婚しており、歴史は繰り返されているようです。

 べつに、ゴシップ新聞のような記事を書きたかったわけではなく、英国王室は昔も今も国民の敬愛を受けています。そして昔も今も、非常に人間くさい話が多く、これも英国王室の人気のもととなっています。王室ゴシップ専門の新聞まであります。

 日本の皇室も、宮内庁がしゃしゃり出ないで、もっと直接、国民の前に出てきて頂ければ、もっと親しみを感じることが出来ると思うのです。
 空前の国難に際し、皇室に果たして頂きたいリーダーシップがあると思うのです。


平成23年4月28日

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■歴史から学ぶ | 2011.04.28
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あれからの東京電力

2011年04月27日

あれからの東京電力

 久しぶりに東京電力について書いて見ます。
 先日、原発の補償についての政府案の全容が報道されていました。

 電力会社などの原子力事業者が共同で新機構を創設し、公的資金も投入して東電の補償金の支払いを支援し、東電は長期間をかけて機構に資金を返済するが、返済能力を超えるような事態には、国が機構を通じて資金補助できる規定を設ける、というのが骨子のようです。

 当然、東京電力は人件費や役員報酬を削減し、株式配当を無配にし、電力料金を引き上げる、なども当然のこととされています。

 ひところの東京電力の国有化議論は下火になったようですが、まだ被害総額の概算も、そもそもどこが負担すべき責任があるのか、などの議論が出来上がっていないうちに、またしても負担の構図だけが示されたのです。要するに誰が負担して、誰が負担しなくてよいのかというグループ分けです。

 負担するほうが、東京電力(当然ですが)、東京電力の社員や下請け会社の社員など(圧倒的に下請け会社の負担が大きいはずです)、原子力事業者(これが特定されていないので要注意ですが、日本企業しか念頭においていないようです)、株主(株価が下がり無配になるため)、電力使用者(電気を使わない人はいないと思うので、要するに国民全員)(注)政府(もちろんこれも負担するのは国民)が損失を負担しますよ、ということです。

 逆に、どうも負担から免れたのが、社債保有者、貸し付けをしている銀行、外国企業(原子力設置やメンテナンスで大もうけしたはずのGEなど)、よく実態がわかりませんが日本の原子力発電で利権を謳歌している面々、などのようです。

 最大の問題は、そもそも日本の原子力発電事業そのものの問題点が、そのまま封印されたままで、負担の構図が出てきたことです。またこの際、地域独占企業の電力会社に競争原理を導入して、結果国民経済にプラスにしよう、といったこともまったく考えられていません。

 さて、株式市場における影響を考えて見ますと、東京電力だけでなく、他の電力会社、原子力事業者(言いましたように特定されていないのですが、日立や東芝なども含まれるかもしれません)、電力を特に使う業界(電鉄、レジャー、ITなど多数)、金融機関(あくまでも東京電力などを保有している投資家としてのみ)などの株価に悪影響が出ます。

 東京電力は国有化も法的整理もしないので、本来東京電力のみが負担すべきだったかもしれない負担を、広く負担することになり、それだけ景気、ひいては株式市場にとってボディーブローのように効いてきます。つまり東京電力も、他の電力会社も、場合によっては日立・東芝も、電力を使う業界(ほとんど全部なのですが)の株価がすべて低迷するわけです。

 東京電力の株価も長期にわたって低迷すると思いますが、このような枠組みであれば、他の電力会社の株価も低迷します。つまり負担を最終的に分け合うことであれば、関西電力や中部電力の株価が東京電力の4倍もしているというのはおかしいことになります。
 これらの格差が縮まるのに賭けるポジションも面白いと思います。

 せめて、他業種から発電事業への参入をより簡単にし、既存の電力会社には地域を越えた事業拡大を認め、他の電力会社への資本参加を認めるなどすれば、少しは株式市場が活気づくと思うのですが、無理でしょうね。

  
(注)アメリカのペンシルバニア州や中西部に、電気や自動車など一切の近代文化を拒否して農耕や牧畜で自給自足の暮らしをしている人々がいます。ドイツやスイスにルーツを持つキリスト教徒のルーテル派から派生していったアーミッシュと呼ばれる人々です。20万人くらいいるそうで、古着を縫い合わせたアーミッシュキルトが有名です。

 アーミッシュは非常に排他的な生活をしているため、彼らを題材にした小説や映画はほとんどありません。唯一と言っていいのが、ハリソン・フォードが主演した「刑事ジョン・ブック 目撃」です。

 それからユダヤ教徒も、安息日(金曜日の日没から土曜日の日没まで)には労働を行ってはならず、機械や火を使いません。電気や電話を使わないと言うより、電気をつけるためにスイッチを入れたり、電話のプッシュボタンを押すことがダメなようです。

エレベーターに乗るのは構わないのですが、階数ボタンを押すのがダメなので、安息日には全ての階に自動停止するそうです。電話も相手の番号を口で言うとつながる機種は使えます。ややこしいですね。

 イスラエル国営航空も、安息日には運航しないはずです。

平成23年4月27日

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■日本 » 日本の株式 | 2011.04.27
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