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米国大統領選挙と日本の政局

2012年11月08日

米国大統領選挙と日本の政局

 現地11月6日に行われた米国大統領選挙は、予想通りにオバマ大統領の再選となりました。

 フロリダ州の開票作業が完了していないなどの理由で、最終的に両候補の獲得した選挙人数が確定していないのですが、とにかくオバマ大統領の再選だけは確定しています。

 また全議席改選の下院は共和党が多数を占め、3分の1が改選された上院は民主党が51議席と辛うじて過半数を占め、ねじれ状態も続くようになります。いわゆる「財政の崖」や再び上限に近付いている債務枠の拡大などを巡り難しい議会運営が続きそうです。

 クリントン国務長官、ガイトナー財務長官、バネッタ国防長官などの重要閣僚も交代するようで、後任人事も注目されます。

 また、そうは言っても日本の「味方」だったキャンベル国務次官補も交代(更迭)のようで、辞任するクリントン国務長官もバネッタ国防長官も少なくとも対中国問題では「中立」だったため、後任人事によっては急速に「親中国」となってしまう恐れはあります。

 金融政策の方は、少なくとも2014年1月にはバーナンキFRB議長は再任されるようで、2015年の半ばまでと言われる超金融緩和も継続されることになります。為替市場では今のところ目立ったドル安にもならず、対ユーロではむしろドル高となっています。

 この辺の動きは、引き続き取り上げていくことにします。
 
 さて、テレビの報道を見ていると(そういうところばかり映しているからでしょうが)、国民が熱狂するシーンがたくさん出てきて、米国民はまだまだ政治への期待を失っていないことになります。

 翻って日本の政治は「誰も期待していない」状態が続いています。期待されていなくても仕事をしてくれればいいのですが、矮小な思惑による混乱が続いています。

 11月30日までの臨時国会で、赤字国債法案だけは「通す」ことになったようです。結局消費税引き上げ法案の時と同じで、「予算カット」も「公務員のリストラ」も「埋蔵金の拠出」も一切なしで、官僚にとって「無傷」のままの通過となりそうです。

 選挙制度改革については、野田首相周辺は「違憲状態のままでも選挙は出来る」と言っていながら、最小限の0増5減の方向性だけ決めて「あとは区分け作業が済むまで」と解散を引き延ばすことになりそうです。

 これもそもそもの「議員定数の削減」などは、とっくにどこかへ行ってしまっています。

 結局、赤字国債法案だけ通したあと、0増5減の区分け作業と予算審議を理由に4月まで解散を伸ばすことになりそうです。

 しかし7月に参議院選挙があるため、衆参ダブル選挙か?と言えば、これもありません。

 選挙というものは、大敗すると次の選挙では「揺り戻し」があるものなのですが、一緒にやってしまうと民主党が両方で大敗するからです。

 ひょっとしたら衆議院選挙は、参議院選挙後の8月・任期満了直前の解散・総選挙となる「悪魔のスケジュール」の可能性もあります。

 そういえば田中真紀子・文部科学大臣が突然、新規大学開校を認可しないと言い出していたのですが、あえなく撤退となりました。官僚が「我が物顔」に決めてくるものに対し、大臣の存在感を出したつもりなのでしょうが、あまりにも「思いつき」でした。

 そういえばこの人は、いつ民主党に移っていたのでしょうね?

 オバマ政権の2期目も問題山積のようですが、日本の政治は「それ以前」の状態がまだまだ続きそうです。

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■日本 » 政治 | 2012.11.08
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