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すわ 年内解散?

2012年11月14日

すわ 年内解散?

 本日(11月13日)の朝刊各紙は一斉に「年内解散」を伝えています。野田首相の前日の国会答弁では全く示唆されていなかったので、何が突然変わったのでしょう?

 まあ「うそつき」と言われたくない野田首相が、「自分は解散をしないとは言っていないのに(例えば)輿石幹事長が反対しているので出来ない」などというアリバイ工作なのでしょう。

 しかし早くも民主党の内部からは「解散などとんでもない」と、野田おろしの大合唱が始まりました。

 また「解散、解散」の大合唱だったはずの一部の党の議員からも、いざとなると腰が引けたような発言まで出始めています。

 冷静に考えれば民主党には、石原新党(太陽の党だそうです)や日本維新の会などのいわゆる第3極の足並みが揃わないうちに選挙を強行する意味はあります。

 つまりどう転んでも(総選挙が年内でも来年でも任期満了でも)民主党が勝つことは無いのですが、第3極の躍進さえ押さえ込んでおけば、いざと言う時に自民党・公明党(これも過半数は難しい)と連立を組んで生き残る道は残るからです。

 年内に限って言えば、都知事選と同日の12月16日に総選挙を行う意味はあります。つまり都知事選で第3極の躍進ムードが出るところに総選挙をぶつけて抑え込むことができるからです。

 12月16日の総選挙なら解散は11月22日となるのですが、ここで解散に踏み切れなければ越年の可能性が強くなります。

 定数是正の周知期間(注)や、来年度の予算の審議や、TPPの慎重な検討など、引き延ばす大義名分はいくらでもあります。野田首相も暫くは「うそつき」と言われなくて済みそうです。

(注)違憲状態のままでも解散・総選挙は出来るとの考えが主流になっています。民主党が引き延ばそうとすれば、0増5減だけ決議して「周知期間」として3ヶ月ほど空けるか、そもそも絶対合意できない40議席削減を最初からセットにして時間を稼ぐなどが出来るからです。

 まあ冷静に考えれば、越年あるいは越年度あるいは参議院と同日選挙を避けて任期満了直前の解散となる可能性が残ります。

 仮に解散・総選挙が近いとして、特に第3極は大急ぎで候補者を選ばなければなりません。最近は平気で公約を破る(それも正反対になる)や、勝手な思惑で党を移動する(それも比例で選ばれた議員まで)などが選挙後に続出するので、有権者はよほどしっかりと公約などを覚えておく必要があります。

 しかし根本的な問題は、仮に当選した議員が信念を持っていたとしても、日本では官僚組織と米国政府の意向に反する政策は絶対に葬られることです。

 民主党政権になってからだけでも、鳩山首相(当時)のように「最低でも県外」と言って吹き飛ばされるか、長妻厚生労働大臣(当時)のように官僚に全く無視されて消えてしまうか、野田首相のように徹底的に財務官僚の言いなりになって生き残るかしかないのです。

 つまり現時点での公約は、いくら立派なことを言っていても、そもそも実現性が全く無いものが多いのです。

 だから橋下氏らが強調する「政策の一致が最優先」という議論は、実はほとんど意味が無いのです。大阪市の行政と中央政治は全く違うのです。

 そういう意味では石原氏の言う「官僚支配を打破するためには、小異を捨てて大同につくべき」は全く正しいのですが、どうも評判が悪いようです。

 国政とは個別の政策論議の前に、まず「日本の国益を守る」との基本理念が確立されていることが大前提です。そのためには官僚組織をうまく使いこなす力量と、米国を始めとする外国政府に対峙できる国際センスを兼ね備えた政治家が必要となるのです。

 まあ、無いものねだりですね。


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■日本 » 政治 | 2012.11.14
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