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闇株新聞 the book


闇株新聞 the book
発売中です。
よろしくお願いします。

官制本「アベノミクスの真実」

2013年04月30日

官制本「アベノミクスの真実」

 4月26日に「闇株新聞 the book」が出版されました。

 おかげさまでWEBストアのアマゾンでは発売日に早くも品切れになりました。WEBでご購入予定の方々にはご迷惑をおかけしているかも知れませんが、本日から電子書籍版が販売されています。

 書店によっては5月1日に入荷予定の場所もあるようです。タイトルに「株」とついているからかもしれませんが、投資、株式のコーナーに置いてある事が多いようです。

 内容は、政治、経済、金融、ビジネスにわたって、丹精込めて書きましたのでぜひ読んでみてください。

 さて表題の「アベノミクスの真実」は、安倍内閣官房参与の本田悦朗・静岡県立大学教授の書かれた「安倍首相公認」の本です。表紙にはっきりとそう書かれている「官制本」です。

 「闇株新聞 the book」とほぼ同じ時期に発売されたのですが、さすがに「安倍首相公認の官制本」なので、どの書店も一番良い位置に大量に並んでおり、マスコミへの宣伝も大々的に行われています。

 その「アベノミクスの真実」を読みました。

 「安倍首相公認の官制本」なので、内容についてのコメントは差し控えようと思うのですが、それでは記事になりませんので少しだけ書きます。

 一番気になったところは「金融緩和では、日本銀行が5年以上の国債を買入れなければ効果がない」です。

 これは白川総裁時代の日銀が、3年以下の短い国債しか買入れなかったので、インフレ心理が引き起こされなかったと批判しているのですが、それでは5年以上の長い国債を買入れると、どうしてインフレ心理が引き起こされるのでしょう?

 そもそもインフレ心理と、株や不動産などの資産価格の上昇と、一番重要な経済全般の回復は、それぞれ意味が違うはずです。どうもアベノミクスとは、インフレ心理=資産価格上昇=経済回復と「安直に」結びつけているように思います。

 仮にインフレ心理が経済回復に必要だとしても、日本銀行が5年以上の長い国債を買入れることがインフレ心理を引き起こすことにはなりません。

 FRBでは、今でも毎月450億ドルの長期国債と400億ドルのMBS(これも長期債です)を買入れているのですが、10年国債利回りは4月26日現在で1.66%まで低下しています。

 米国の3月消費者物価指数の前年比上昇率はプラス1.5%まで低下しています。

 少なくとも異次元金融緩和の「先輩」である米国では、いくら長期債を買いれてもインフレは鎮静化しており、長期金利も低下を続けています。

 ユーロ圏でも3月の消費者物価指数の前年比上昇率はプラス1.7%で、ドイツ10年国債利回りは1.20%まで低下しています。

 因みに日本では、3月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)は前年比で0.5%下落しており、10年国債利回りは0.59%です。

 つまり世界中でインフレの鎮静化と長期国債利回りの低下が続いており、その中で日本だけがインフレ心理が引き起こされる「はず」がありません。

 日銀の異次元金融緩和とは、「日本銀行をFRBと同じ長期債の塊」にすることによって、効果が薄れ始めているFRBの金融緩和に相乗効果を加えることだと考えます。

 つまり米国政府とFRBの「意向」なのです。

 そう考えなければ、日銀をわざわざ「長期債の塊」にしてしまう理由が無いのです。


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■闇株的見方 » 経済 | 2013.04.30
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有料メルマガ「 闇株新聞 プレミアム 」についてのお知らせ

2013年04月28日

有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」についてのお知らせ

 ゴールデンウィークに入ったのですが、4月29日(月曜日・休日)の夕方に、予定通り配信します。

 予定内容です。


メインテーマ 1 「完全にインチキ米国運用会社に嵌められたMRI事件」

米国のMRIインターナショナルが「日本だけで」集めていた約1300億円が、そっくりと消えているようです。これは解説するまでもなく、最初から日本の投資家を狙った確信犯的詐欺事件です。

報道されている代表者(日系人のようです)は、大して重要な役割ではありません。日本人の巨額資金が「どの闇」に消えてしまったのかは、永久にわからないはずです。せめて類似の事件が起こらないように(表に出ていないだけで既にあるのかもしれませんが)、一応解説しておきます。


メインテーマ 2 「最近のIRから、特に注目しておくべき銘柄」

 久々に個別銘柄を取り上げます。最近のIRから、特に注目しておくべき銘柄(良い話だけとは限りません)を取り上げて解説します。いつものように株価予想はしませんので、行間を読んでください。

 ヤクルト、アイ・アール・ジャパン、ソーシャルエコロジー・プロジェクトなどです(みんなカタカナ社名!)。


「今週の相場観」

 今週はゴールデンウィークの間なので、少し長い期間の相場について考えます。日本だけではなく米国とユーロ圏の金融政策予想も含めて、メインテーマ1つ分のボリュームにします。


お勧め「映画」コーナー

最近「映画」ばかりが続くのですが(正直に言うと、あまり本を読めていないのです)、闇株新聞の4月26日付け「いよいよカジノ解禁 その前に肝に銘じておくこと」でも書いたカジノの「怖さ」が良くわかる映画をご紹介します。

質問コーナー

 お送り頂いたご質問に、できるだけお答えします。


 闇株プレミアムのお申し込みはこちらから → http://yamikabu-premium.com/index2.html

 お申込み頂ければ、次の月曜日からプレミアムメルマガを配信いたします。


  今月(4月)に配信したメルマガのメインテーマだけご紹介しておきます。


4月1日号
メインテーマ1 黒田新体制による日銀金融緩和の本質

メインテーマ2 デルと西武HDとインテリジェンス


4月8日号
メインテーマ  日銀の異次元の金融緩和を検証


4月15日号
メインテーマ1 何となくわかってきた「異次元」金融緩和の背景

メインテーマ2 日本にとってリスクでしかない北朝鮮・金王朝3代目

メインテーマ3 アフリカの暗黒史


4月22日
メインテーマ1 スプリント争奪戦の行方

メインテーマ2 日銀の「異次元」金融緩和は米国政府の意向 しかし「相乗効果」は期待できる


 今からお申込みいただければ、上記メルマガをバックナンバーですぐに読むことができます。
4月は5週分あるので、いつもと比べて多くのメールマガジンをお読みいただけます。
 無料購読期間がありますが今月は30日に課金されるのでご注意ください。
 
(無料購読期間は料金のお支払方法により違いますのでご注意ください。詳しくは「闇株新聞プレミアムメルマガ - 「パンドラの箱」のご案内」ページの課金システムをご覧ください。)

 それから「闇株新聞」を、定刻の午前零時以前に「出来上がり次第」メール配信しております。


 「闇株新聞プレミアム」
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 闇株プレミアム購読料金は月額2600円です。



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■未分類 | 2013.04.28
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