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これも有望銘柄

2011年03月15日

これも有望銘柄

 巨大地震の被害が、時を追って甚大となってきています。
 こういう時期なので、国民全員が苦労を分かち合うことは当然のことであり、食料品が店頭から消えたり、停電があることも我慢しなければならないことはよくわかります。

 しかし、東京電力の対応だけは目に余ることが多いので、これについて考えてみます。
基本的に、国民の生活に直結している事業なので、新規参入が制限され実質的に独占が認められているのですが、見ている限り全く自覚がありません。
 「未曾有の地震なので仕方がないじゃないか」という姿勢がありありなのです。

 まず、原発事故ですが、確かに未曾有の地震だったので不具合が起きるのは仕方がないと言えます。しかしその後の対応、特に情報開示については、お粗末の一言で、いたずらに国民の不安を増長させて今に至っているのです。

 計画停電にしても、こういう時期なのでちゃんと説明すれば国民の納得が得られるはずなのに、もたもたの連続で大変な混乱を招いているのです。
 
 さて、何でこういうことになるかというと、東京電力自体が今まで危機を感じたことが全くないからです。もっと言うと、常に「電力を供給してやっている」という姿勢で、顧客を中心に考えたことがないからです。

 独占企業なので、顧客が逃げてライバル企業と契約する事もなく、外資企業が攻勢をかけてくるはずもなく、かといってNTTや銀行と違って役所の指導を受けることもなく、まさに最強企業なのです。

 普段あまり見たことがなかったのですが、今3月期の予想で、売上5.4兆円、経常利益2250億円で、9月中間時点で総資産13.4兆円、有利子負債7.6兆円、株主資本2.46兆円の巨大企業です。
 独占企業なので、もっと絞ればもっと利益が出ることは容易に想像できます。

 ちなみに、昨年9月に2億5000万株ほどの増資(発行価格1900円)を行ったので、発行済み株数が16億株になっています。この増資についても色々批判されていました。(昨年10月14日付け「エクイティファイナンスの実態。儲けたのは誰だ? その1」に詳しく書いてありますのでご参照ください)

 さて、本日はストップ安(500円安)の1621円で、ここ10年くらいの最安値です。時価総額は2.6兆円で、株主資本の2.46兆円に近くなってきました。

 あしたも、ごたごたは続くと思いますので、もう少し下がると思います。つまり株主資本を下回る可能性が強いのです。

 ここからは考え方です。

 確かに東京電力は、けしからん会社なのですが、この問題が過ぎれば、何事もなかったように尊大な会社に戻ります。何よりも無競争の独占会社なので、自ら反省して変わることは絶知に有りません。
 だから株価も、いつの間にか戻っているはずです。

明日、さらに気配が下がるようでしたら、とりあえず買ってみたらいいと思います。ただし、しばらくはごたごたも批判も続くので、とりあえず半分、さらに下がったら半分くらいがいいかもしれません。

 あとで、外人投資家も間違いなく入ってくるはずです。

 3月末の株主には1株につき30円ほどの配当も出ます。株主総会に出て経営陣相手に説教してみるのもいいかもしれませんね。

平成23年3月15日

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