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資源の宝庫・サハ共和国

2011年03月23日

資源の宝庫・サハ共和国


 本日は株式市場も大きく上昇し、特に悪いニュースもないので、以前から書きたかったテーマを書きます。

 言うまでもなく、現在は世界中で資源の争奪戦が繰り広げられています。

 特に中国は、国家主席自らアフリカ等へ援助をちらつかせながら露骨な資源の囲い込みをしています。お隣の韓国でも、財閥が国家の支援を受けて世界中で資源の権益を確保しようとしています。

 日本では、自民党政権のころは幾つかのプロジェクトが政府主導で進んでいました。しかし目立った成果が出る前に民主党政権になり、ほとんど立ち消えになってしまいました。

 確かに資源というと、相手側の国家の思惑が入り、また詐欺話も多く、なかなか難しいものなのですが、一つだけ「何故、ここに注目しないのだろう?」と不思議に思ってしまう地域があります。

 それは、ロシア連邦内のひとつの「サハ共和国」です。

 「サハ共和国」はシベリアに位置し、面積は310平方キロメートル、人口は100万人弱です。面積は具体的に言うとンと、ロシア連邦全体の約22%、中国の半分、インドとほぼ同じ、日本の8倍なのです。

 国土のほぼ全域が永久凍土の上にあり、年間の気温格差が100度にもなります。つまり夏は30度以上、冬はマイナス60度以下になるのです。

 しかし、ここが資源の宝庫なのです。

 ロシアが世界有数の産地であるものは、天然ガス、石炭、金、銀、ダイヤモンド、タングステン、ウラン、その他各種レアメタル等です。そして、そのかなりの部分がサハ共和国で産出しているのです。

 サハ共和国にはブラジルの3倍の資源があると言われています。

 ここで、ロシア連邦政府との関係ですが、基本的には資源は、その産出する地域の政府(つまりサハ共和国政府。大統領もいます)が主体になって開発することは認められています。つまり資源の権益を取得したいならモスクワではなくサハ共和国政府と折衝すればよいのです。

 そして、サハ人はモンゴル系で非常に日本人に親しみを持っており、またモンゴルのように「すれて」もいないのです。

 もちろん、中国や韓国やドイツ等は積極的に接近しており、首都ヤクーツクに事務所を建て始めています。またヤクーチア航空(サハ政府100%出資)は、ソウル、ハルピン、ハノーバー等に直行便を就航させており、当然これらの国からも直行便が出ているのです。

 日本は、全く何もしていません。

 総合商社は食いこもうとしていますが、国家レベルの話にならず、権益の取得資金や開発資金の調達が困難なため、ほとんど何も進んでいないのです。

 何もアフリカとか南米とかの「すれた」ところに行って翻弄されるより、なぜ「サハ共和国」との関係を強化しないのか全く不思議です。プーチンやメドベージェフのご機嫌を取らなくても、サハ共和国政府との話し合いで進むのです。

 ここまで書くと、じゃあジャスダック上場の「サハダイヤモンド」は有望なのか?という話になります。

 「サハダイヤモンド」はサハ共和国内に連結子会社を持っており、サハ政府からアルロッサ(ロシア連邦政府とサハ政府の合弁のダイヤモンド卸会社)を通じて直接ダイヤモンドを仕入れることが出来ています。

 また最近、首都のヤクート市内にオフィスビル兼ホテルを完成させました。

 つまり「サハダイヤモンド」は、サハ共和国政府内に子会社をもち、実際経済活動をしている日本で唯一の上場会社なのです。この子会社の存在だけでも近い将来、相当の価値になると思うのですが、さてどうなるでしょう。

 ちなみに、本日の株価は5円です。ジャスダック上場企業ですので10円ルールの対象になります。

 少しは気にしておいて下さい。

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