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もう少し沖縄について真剣に考えようではないか?  その2

2015年10月15日

もう少し沖縄について真剣に考えようではないか?  その2


 昨日付け「同題記事」はまだまだ説明不足であり、頂いているコメントへのお答えも含めて続編を書くことにします。

 まず表題の意味ですが、日本にとって沖縄は軍事的・地政学的に最重要地であることをもっと認識すべきであるというだけでなく、そのために米軍基地の大半を県内に抱え不良米軍兵の狼藉に怯える沖縄県民にもっと配慮すべきというニュアンスが当然に含まれています。

 昨日記事の最後の「沖縄は日本古来の領土ではない」も、だから沖縄だけに不利な状況を押しつけても仕方がないというのではなく、本土に比べて(この言葉も差別的だとわかっていますが)沖縄だけが不利にならないように配慮すべきというニュアンスも当然に含まれています。

 しかしこれらはあまりにも難しい問題であり、安直な理想論だけ展開することは控えているだけです。したがってどうしても日本全体の安全と、日本にとって脅威となる国(中国だけとは限りませんが)への対応を優先的に考えざるを得ないことになります。

 つまり軍事上の要地である沖縄に米軍基地を重点配置することは日本の安全を最優先に考えるからには避けられず、普天間基地を移設するなら(辺野古が唯一の代替地であるかどうかはともかくとして)やはり要地である沖縄に配置しなければならなくなります。

 「最低でも県外」とか「あわよくば国外」などは、日本の安全を危うくする、あるいは中国(だけとは限りません)を一方的に利する暴論となります。この辺りは本誌が安保関連法案で最もメリットを受ける国は日本で、もし日本が安保も集団的自衛権も「不要」であるなら自前で「徴兵制」を敷くしかないと考える背景と同じです。

 極端過ぎると言われそうですが、もし沖縄が中国の援助をうけて独立してしまったら、沖縄の米軍基地は存在できなくなり日米安保条約は大幅に抑止力を失い、日本の安全は消し飛んでしまいます。

 普通なら沖縄に限らず日本の一部が独立することは不可能です。法律上の規定がないからだけではなく、東京を除いて財政的に自立できる地域がなく、円経済圏からも切り離されるため経済的にも金融制度上も存続できないからです。

 ところが中国が沖縄を財政的に支援し、沖縄を元経済圏に組み込んでしまえば、沖縄は存続できます。沖縄の持つ軍事的・地政学的価値を考慮するなら中国は応分の負担は行うはずです。

 ここでも沖縄は日本古来の領土ではなく、つい数百年前までは中国(明)の冊封下にあったことを忘れてはなりません。

 ここで翁長知事が「全沖縄の利益のために」中国の影響下に入る決定をしてしまったなら(その可能性は今のところゼロに近くても)、日本全体が存続の危機に晒されることは忘れてはなりません。それだけ日本にとって沖縄は軍事的・地政学的に最大の要地なのです。

 先日の安保関連法案成立の時も感じたのですが、日本には日本の国益よりも中国(だけではありませんが)の国益を優先しているとしか思えない野党議員(与党議員にも親中派はたくさんいます)、官僚、マスコミ、一部(だと思いますが)国民が、間違いなく存在していることが改めてわかりました。

 それでは安倍政権に問題点はないのか?というと、そうでもありません。

 まず安倍政権は、あわよくば2017年4月の消費増税を回避してしまおうと考えているため旧大蔵省(日銀を含みます)を完全に敵に回しており、そこへ中国(だけではありませんが)との対立姿勢を強めているため外務省も敵に回しています。ということは大半のマスコミも敵に回していることになります。

 つまり安倍政権の安定性は発足時に比べて大変に損なわれていることになり、これは安倍首相の責任だけではありませんが問題点となります。

 もちろん安倍首相自身にも問題はあります。それは安倍首相が敵を閣内に取り込んでしまう傾向があることですが、確かに敵を「とりあえず静かにさせる」効果はあります。先日発足した改造内閣でも、近い将来の総裁選に出馬したい石破氏、何かと問題発言の多い河野太郎氏、沖縄の民意を代表しているはずの島尻氏らを取り込んでしまいした。

 この手法は確かに一時的な効果はありますが、何度も同じ方法をとるといつか悪用されてしまいます。

 そう考えると本年残りを含め来年いっぱいは、世界は経済・金融よりも政治・外交が重要となり、世界の株式市場も経済状況や金融政策ではなく、世界の政治・外交・軍事の各状況に大きく左右されるようになると感じます。日本では中でも沖縄の存在はますます重要になってくるはずです。

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コメント
沖縄考 墓は何故大きいのか?
9月下旬思いがけず遅い夏休みが取れたので、初めての沖縄旅行に行った来た。
万座で泳いだり、国際通りで飲んだりと、一通りの沖縄コースを味わう傍ら、辺野古、嘉手納、普天間にも行った。

台風が接近していたので、嘉手納の米軍機は青森に避難したのか一機も飛んでいなかった。
辺野古も、反対派テントには通りがかりに挨拶を交わした留守番役の2人にか居らず肩透かしだった。

普天間のオスプレイ他ヘリも台風避難で飛んでおらず、2日通い2日目にようやく飛んだ。
そうした経緯からか、騒音も大した事はないと感じられたが、実際に住んでみると鄭風で飛ぶヘリの墜落の恐怖も切実なものがあるとは想像できた。
予てから、普天間は嘉手納への統合がベストと考えていたが、4000メートル滑走路2本、敷地も広く見た限りでは十分と感じられた。
空軍はお下品な海兵隊と一緒になるのを毛嫌いしているが、それが実現を阻む最大の理由のようだ。

ところで、普天間を歩いて3時間かけて一周してみたが、沖縄独特の亀の甲羅型の古い墓が点在していた。
お盆や彼岸には、敷地で家族で酒盛りをするのだろう。
かなり大きいものもあり、「貧しい沖縄」というイメージからはかけ離れたものだった。

明治以前の琉球は中国に冊封される一方、薩摩の配下でもあり、中間貿易で大いに儲けたとの事だが、その富が大きな墓を作ったのだろう。

沖縄の翁長知事の夢も、恐らく中国に帰属したいというよりも、中国と日本の間で上手くやって嘗ての富と栄光を取り戻したいし、それは可能というものだろう。

しかし、今のやり方では沖縄はほぼ確実に中国の手に落ちる。
何か上手い手を考えねばならない。
株の話題にもどってください。そちらのほうを楽しみにしております。
先日のコメント
なかなか香ばしい方がいましたね。沖縄に住むことを強要されてでもいるのでしょうか。
米軍が嫌なら他県に引っ越しすれば良いのでは?というのが沖縄に縁もゆかりも無い者の感想です。
自分の知り合いの沖縄人は先祖代々の土地を米軍に貸しているそうで、その貸地代とかで東京で遊んで暮らしています。
世の中とはどこかで帳尻が取れているものです。
「今後沖縄は要注視」のブログ主の主張には賛同するが、沖縄は明確に日本であり歴史問題云々はナンセンスな議論だ。そして、基地集中に関しては、最も危険なエリアが沖縄なので集中しているということではないか。

 仮に基地のない沖縄が独立したとしても、今の日本のような自由で公正な社会など10年も維持できないのは、チベットや東トルキスタン(ウイグル)をみれば明らかだ。50年以内には併合もありうるだろう。

 おっしゃるとおり、翁長知事、鳩山元首相を含め何人かの反日政治家は普通の国であれば極刑もありうる外患罪が適用される程の重罪だ。中共や南北朝鮮のスパイが現地で活発に活動できているのも彼らの存在が要因ではないか。

 ともあれ、中共は経済危機が予想以上に深刻で国内のデモも多様化、過激化しつつある。人民の鬱積した不満の捌け口として対外強行策の蓋然性は高いと危機感を持つことが肝要だ。

 また、蛇足ながら専守防衛の観点でいえば、相手の攻撃への誘惑を極力排除する為に、米国との核シェアリング協定の早期締結が望まれる。
軍事戦略的観点から何故沖縄に米軍を”集中”させねばならないか、そこのところを議論するのも良いかもしれません。単純に県外移設すれば良いとか考えてる人も多そうなので。
連日投稿してすみません。
真面目に議論されてる方に申し訳ないですが、
長年基地問題を読み聞きしてきた立場として、
元々内向きにチクチクとやっていた事がいつの間に
国の一大関心事になっているのに驚きますし、遺憾です。
痛ましい出来事は多々ありましたが、いざ解決の方向に
舵を切ると、解決しない方向へ力が働くのは、知事の言う
魂の飢餓感なのか、基地利権なのか知りませんが、これ程
左様に無駄骨な話はありません。近頃の地元二紙の記事を
読むにつれ、もう放っておくべきだと感じます。

放っておきましょう。

あと少々、地元経済について心配なことに触れます。
ほとんど続報が無いのですが、南西石油の経営の行き先
です。親会社のペトロブラス(ブラジル)が南西石油の
経営から離れるとのこと。次の引き受け先が日系企業に
なれば御の字ですが、あまり親日的ではない外資系企業
に会社が譲渡された場合、地元のライフラインを握られる
ことになりますので心配しております。それこそ基地問題
に入れ込んでいる知事をはじめ、真剣に考えている政治
経済人はどれだけいるのでしょうかね。

失礼しました。
対中国で軍事的・地政学的に見るなら、狭い沖縄に基地を集中させるより、九州や四国辺りに分散させた方が良いのでは?。

本当に中国が仕掛けて来て、日本の領土が欲しいか戦争して勝とうと思ったら、あんな離れた小さな島を消すのになんの躊躇もしないと思うのですが。核数発で終わるでしょう。
沖縄米軍の抑止力の3つの貌
沖縄米軍の抑止力には、①作戦能力としての抑止力、②プレゼンスとしての抑止力、③日米同盟の紐帯の象徴としての抑止力の3つの側面がある。

短期的には、普天間の嘉手納統合が平和裏に進むなら①②③の何れもがしのげる。
中長期的には、自衛隊下の陸戦隊(海兵隊)創設育成が必要だろう。
沖縄県在住の者として一言、

沖縄県民が左寄りで、中国寄りと認識されている方も多そうですが、
文化的には別にして、ほとんどの方が他の日本国民と同じく、
中国は怖いとの印象を持っているかと思われます。

鳩山元総理発言の流れから、現・翁長雄志沖縄県知事(前・那覇市長、市長時代は保守)が一部保守支持層を丸め込み保守の皮を被った革新に鞍替えし(これに騙されてる支持層がいらっしゃる)、公明党が知事選で保守を裏切り、
翁長県知事が誕生しました。

知事選では公明党の裏切りと翁長県知事によるクーデター(保守層の取り込み)がなければ、保守が勝ってたと思われます。
お暇な方は、2014年沖縄県知事選挙をwikiなどで調べてみて下さい。

翁長さんは、自称保守です。(笑)
前沖縄県知事(仲井眞弘多)は、ネットでは中国寄りといわれてますが、保守です。


沖縄系新聞2紙(沖縄タイムス、琉球新報)及び県系TVニュースは、読む価値、見る価値を余り見出せない偏向報道なのは有名ですし、事実です。
新聞しか情報源のない年配の方々は、偏向された報道のみを読んでいるので、どうしても新聞に誘導(洗脳?)されて投票してしまいます。(選挙での争点を誘導される)

沖縄県に住んでいる者として、ネットでの書き込みを見ていると、「沖縄が独立したがっている」などと笑ってしまう書き込みが多く、このような間違った情報は、どこの国とは申しませんが、反日国家のみが利する事になるので、気をつけなければいけません。

著名な方の沖縄論も笑ってしまう内容がみうけられます。
ジョージソロス的に「人は間違っている」事を前提に、
どんな権威がある人が発した内容でも、側面を捕らえた意見でしかなく、話半分くらいの認識いた方が良いかと思われます。

最後に、
沖縄交付金について「金ばかり要求しやがって」と言われておりますが、
沖縄県民が潤っているわけではなく、海外ODAと同じ構図で、
大手ゼネコンなどの大手が公共事業を受注してるケースが多く、実際には国から交付されたお金が県外に流れている構図だと思われます。(お暇な方は調べてみて下さい)
投稿の沖縄の方のお話などを読んでいたら、まさに中国のやり口だなと思ってしまいました。最初は、沖縄県民の方のかなりの方がそうでなくても、いつの間にか世論がそのように持っていかれ、いろいろな手口で囲まれ、いつのまにかそれが本当の世論に持っていかれるよう「洗脳」されます。それが「彼らの」得意分野で、実は現在の香港が、その「未来形」のように、その実態は日本でほとんど報道されていませんが、中国から完全に取り囲まれようとしています。現実の香港の未来は大変暗く、そのことは台湾の方たちは、香港からの情報が入ってくるので、学生等、危機感を抱いて、いろいろと「行動」をしているわけです。
外から見ていると、沖縄だけでなく、日本自体も「彼らに」うまい具合に取り囲まれて始めている気がします。問題は闇株新聞様が以前指摘されていた日本の官僚の体質から、日本は悲観的な結末を迎えるかもしれないと危惧しております。
軍従業員が賃上げ要求
沖縄のデモについて沖縄出身の方から聞いた話です。

米軍基地従事者は公務員みたいなもので
沖縄ではいい給与がもらえるらしい。
なおかつこういうデモがあれば給与が上がる。

ほかの沖縄県民は公務員以外薄給で
その人の島の給与は年収50万だそうです。
当然出稼ぎに出るしかない。
本州に来て原発の解体までやったとのこと。

つまりデモの思惑はバラバラなんです。
貧しさからの嫉妬もあり賃上げ要求もあり、
中には本気で反対な方もいる。

沖縄県がほんとうに嫌なのでしたら
米軍にはグアムに撤退してもらってもいいです。
戦争は先に手を出したほうが印象悪くなりますから
手を出したくなるようにしてあげるのも戦略です。
沖縄にいいことではないのはわかってますよ。
それでも一瞬でもいいので
沖縄県民のご希望をかなえてみたらいいと思います

基地の場所は工夫すればどこかあるはずです。
宮古島、尖閣諸島、台湾、洋上基地。
中国が「海上の安全のために」南沙諸島に建設できるなら
日本もできるはずですね。
洋上基地はアメリカは希望したのに日本側より予算を理由に断ったようです。
防衛利権が海洋土木利権になっちゃうのがいやなんでしょう。

もったいない気がします。
洋上基地が成功すれば
世界にインフラ付きで売り込むことができるはずなのですが。
海水淡水化技術とソーラーパネル、蓄電池。
株価上げるよりこっちにお金つぎ込んだほうがいい。
実績ができれば売れるものだし。
アメリカ様がお望みなんですよ。

洋上基地であれば仮に沖縄が独立しても
基地ごと移動できるわけです。
明け渡しをしなくてもいい。
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