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サハダイヤモンドの臨時株主総会  その2

2015年12月01日

サハダイヤモンドの臨時株主総会  その2


 10月16日付け「同題記事 その1」の続きです。そこで書いた臨時株主総会が11月27日に開催されましたが、大変にドタバタしただけで結局は不成立となりました。

 まず総会前日の11月26日に「代表取締役の異動に関するお知らせ」、総会当日の11月27日の総会後に「当社臨時株主総会の議案・取締役3名選任の件の撤回に関するお知らせ」なるIRが出ていますが、この2つは11月26日の取締役会で決議されていたはずです。

 そもそも9月25日の取締役会で、代表取締役(当時)の姜(ジャン)氏を解任し、臨時株主総会を11月27日に開催することを決定しており、10月30日の取締役会ではその総会に付議する議案として3名の新任取締役候補(うち2名が中国人)を決議していました。
 
 要するにそのための臨時株主総会の前日(11月26日)になって、解任されていた姜(ジャン)氏を代表取締役に復帰させ、3名の新任取締役候補を総会に付議することを中止したことになります。つまりすべて「なかったこと」にしたわけです。

 何でそういうことになってしまったのかというと、そもそも9月25日に姜氏を解任したのも、臨時株主総会を開催することにしたのも、すべて「ある投資家」の意向をサハダイヤモンドの経営陣の一部(ほんの一部です)が全面的に取り入れてしまったからです。

 まだ1円もサハダイヤモンドに注ぎ込んでいない「今まで何の関係もなく、今後も何をしてくれるのか全く不明の、突然に現れたある投資家」のために、代表取締役の姜氏を解任し、その「ある投資家」のために取締役会を支配できるだけの新任取締役を選任するために臨時株主総会を開催することにしてしまったわけです。

 さすがにその「ある投資家」のボロはすぐに露呈したのですが、今度は「せっかく臨時株主総会を行うのだから、それを利用して自分がサハダイヤモンドを支配してしまおう」と考える関係者(一部の経営陣、一部の株主、たくさんのブローカー)が出てきて主導権争いが続くことになりました。

 10月30日にIRされた新任取締役候補はその主導権争いの途中経過でしかありませんが、まだ姜氏も取締役であるため「どの組み合わせでも過半数を取れない」中途半端なものでした。それでも関係者(一部の経営陣、一部の株主、たくさんのブローカー)それぞれが取締役会でも議決権数でも多数派工作に成功したと勝手に喜んでいました。

 ところがサハダイヤモンドは6月26日に「当社株式の業績に係る猶予期間入りに関するお知らせ」でIRされているように、2016年3月期で営業利益および営業キャッシュフローを黒字化しなければ上場廃止になる大変に重要なタイミングでありながら、こういう意味のない争いで貴重な時間を浪費していたことになります。

 その間にも11月16日に発表された2015年4~9月期の連結決算では、その営業利益が2億1600万円も赤字になっており、残された半年で何が何でも営業利益を上げなければならないにもかかわらず、ほとんど誰も気にせずに臨時株主総会の主導権争いに一喜一憂していたことになります。

 さすがに「こんなことをしている状態ではない」となり、総会前日の11月26日に姜氏の代表取締役復帰、3名の新任取締役選任議案の取消し、一部の株主の意向を受けて臨時株主総会を取り仕切ろうとしているN法律事務所の契約解除などを取締役決議しました。

 だったら臨時株主総会そのものも中止してしまえば良かったのですが、そこは「総会で定足すれば(3分の1以上が郵送・委任状を含めて出席すれば)議場でどんな議案でも提案すれば承認されるはず」と諦めきれない関係者が、総会当日の開催直前まで多数派工作を続け、契約解除されたはずのN法律事務所が議場に陣取っていました。

 ところが今回の臨時株主総会から代行事務を取り扱うことになったアイ・アール・ジャパンが、N法律事務所が持ち込んだ委任状が「正当なものではない」と無効にしたため、その段階で出席株数(郵送を含む)が9.54%にしかならず総会不成立となりました。

 それでも委任状を無効にされた一部の株主が「議長交代」などの動議を出そうとしたものの、議長席に座っていた代表取締役(日本人)はN法律事務所とともに「関係者」だったはずですが、オロオロして思わず退場させてしまうという漫画のような結末になりました。

 ただ総会前日の11月26日の大引け直前(まだ何のIRも出ていないタイミング)で株価が不自然に大きく動いたとか、それ以外にもいろいろ不明朗なことがありそうだとか、何よりもバタバタして営業黒字にするための「貴重な時間」を無駄に浪費してしまったなど、何のプラスもない大変にお粗末な臨時株主総会となりました。

 2016年3月まで残された時間は4か月しかなく、ここは足を引っ張る「関係者」をすべて排除し、株主のために全社一丸となって営業黒字化に取り組まなければなりませんが、実はサハダイヤモンドは少なくともこの15年以上は営業黒字になったことがありません。

 だいたいこれが全容ですが、いよいよ正念場のようです。

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ある投資家とは生野の有名な詐欺師のTですか?
周りにいるのはNESTAGEで逮捕されたUや助成金詐欺やってたF兄弟の兄。他にも元社長のKや手形のパクリ屋のK。追い出されたのは親元上場会社代表のY。詐欺師の見本市だ
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どこの法律事務所が暗躍してのだろう!?
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