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低位株相場が戻ってくる?

2011年05月26日

低位株相場が戻ってくる?

 2005年にライブドア事件が起きて新興市場マーケットが崩壊する前までは、毎年だいたい4月から6月にかけて必ず低位株(わかりやすくいえばボロ株)がにぎわう時期がありました。

 理由はよくわかりませんが、株主総会の時期(普通6月末)に向けて、大型増資をしたり、大株主が入れ替わったりすることが多く、それにあわせて出来高が急増したり、株価が急騰したりして、業界がそれなりに潤ったものでした。

 それがライブドア事件以降、当局が、特に増資に関して次々と規制を作って身動きが取れないようにしたため、ここ6年くらいは季節にかかわらず低位株がにぎわうことはありませんでした。

 ところが、今月になって出来高が急増し、価格が急騰する低位株(わかりやすくいえばボロ株)が出始めました。

 たとえば、本誌で何回かご紹介しているサハダイヤモンド(ジャスダック上場。コード9898)は、ゴールデンウィークの谷間の5月6日から突然出来高を伴って上昇し、5円くらいだった株価が、5月24日には一時21円まで上昇し、出来高も2000万株を超える日が続きました。本日(5月25日)の引値は16円です。

 それから、IBダイワ(ジャスダック上場。コード3587)も、昨日(5月24日)突然、14円くらいだった株価が上昇し始め、本日(5月25日)一時55円まであり、引値は46円でした。本日の出来高は実に5600万株にもなっています。

 こうやって見ていくと、ジャスダックの10円ルールに関係した銘柄が多いことがわかります。

 10円ルールにつきましては、4月18日付け「株式併合したら上場維持」に書いてありますので、読んでみてください。

 つまり、1ヶ月の平均株価と、月末値のどちらかが10円を下回ると、3ヶ月の猶予期間を経て上場廃止になるというももので、ジャスダック取引所だけのルールです。

 普通は株式併合をして名目株価を引き上げればよいのですが(株主総会の特別決議が必要)、それ以外にも10円ルールを意識した株価形成が行われる可能性があり、思惑が入りやすいと指摘しておきました。
 
 そこで10円ルールに抵触しそうな銘柄を列挙しておいたのですが、前述のサハダイヤモンドは株式併合を行わず、新株予約権の大量行使で思惑を呼び、IBダイワは株式併合を行い、1円に張り付いて身動きが取れなかった株価がとりあえず10円台になり、それなりに取引が行われるようになっていました。

 ほかに動意づいている銘柄としては、RISE(旧ヒューネット。コード8836)も、株価が1円に張り付き身動きが取れなかったのですが、併合で10円台になり、本日は25円まで上昇しています。

 クロニクル(コード9822)も、併合したあと、本日27円まで上昇しています。

 ジャルコ(コード6812)は、数日前まで株価が9円で上場廃止のおそれがあったのですが、本日なんと36円まで上昇し(引値は28円)、出来高も3700万株くらいあります。

 ジェイ・エスコム・ホールディングス(コード3779)も10円前後の株価だったのですが、本日29円まで上昇し(引値は24円)、出来高も2800万株くらいあります。

 「株式併合したら上場維持」で列挙した銘柄で、今のところ上がっていないのはEMCOMホールディングス(コード7954)くらいです。(と、誰かがネットに書いていました)

 それぞれ、急騰の理由はあるのかもしれませんが、ジャスダックが唐突に導入した10円ルールが原因になったとも言えます。

 確かに、株価が1円だったら、なかなか2円にはならず、出来高が増えるはずがなかったところ、とりあえず併合して10円台になれば、それなりに取引が出来やすくなり出来高が増えてきます。なにかの材料で急騰する事も出てくるわけです。

 また、株価が10円前後の銘柄は、併合をするかどうかも含めて思惑を呼びやすいわけで、結果的にはジャスダックが市場振興策を出してくれたことになります。

 ただ、それぞれの決定的な株価上昇理由があるわけではなく、単に思惑のみで買い物が集中しているようにも見え、注意は必要だと思います。

 理由はどうであれ、本誌で取り上げた銘柄が急騰していることは、とりあえず喜ばしいことだと思っています。そして2005年のライブドア事件以前のように、ちょうど今頃、低位株がにぎわうようなれば、それをきっかけに株式市場に資金が戻ってくるかもしれないのです。


平成23年5月26日

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コメント
低位株銘柄 3587<プリンシバル>
低位株 3587<プリンシバル> 昔の名前は アイビーダイワ

昔の会社名は、アイビーダイワ 大昔の会社名は、豊国産業

23.3月期
売上    15.1億円
営業利益  △2.0億円
経常利益  △2.5億円
純利益    6.5億円 
  貸し倒れ引当金戻入額 1.5億円
  受取和解金      2.6億円
  関係会社株式売却益  6.8億円
合計11.1億円の特別利益の恩恵

資本金   8.0億円
資本剰余金 6.7億円
利益剰余金△7.7億円
純資産額  7.0億円

営業キャッシュフロー △2.3億円
現金及び現金同等物  1986万円

22.4.1~23.3.31日の販売費及び一般管理費 4.0億円

24.3月1Q <23.4.1~6.30>
売上    4.6億円
営業利益 △1.1億円
経常利益 △1.1億円
純利益  △1.1億円

前年同期比から売上は、2倍となりました。売上原価率は前年同期比89.4%→71.0%となったんですが、販売費及び一般管理費が、1.0億円→2.5億円と2.5倍に増加<この2.5億円には、報告セグメントに帰属しない一般管理費9359万円が含むまれていますから、その分を差し引いても、1億6032億円。単純に4倍で、6.4億円>

スーパー事業でも結果を出せない状況ですね!それで、今度は、飲食業へです。1.5億円で買い取り。

資本金      8.0億円
資本剰余金    6.7億円
利益剰余金   △7.7億円
純資産合計    7.0億円

連結子会社・ハミングステージ
売上      14.8億円
経常利益    5810万円
純利益     3281万円
純資産額    6.88億円 ・・・23.3.31日の6.4億円増資あり
総資産額    9.2億円

裏口上場は、バツですから、どうもその準備臭いかよ?資産をハミングへじゃないですかね~~~???そんな気がしてなりませんけど!存続会社が被存続会社よりも小さい企業となることは無理ですからね!

だから、役員は、ハミング陣営でも株式支配をしてこなかったのかもですね!

短期借入金
23.3.31日 3500万円→6月30 6億2200万円と、5億8700万円増加。
またなんでしょうか??借り入れ債務の株式化ですね!

23.3月期有報

http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10103587/20110727199237.pdf

70ページ~71ページで、
1.23.3.31日に ハミングステージが発行した株式を6億4000万円で取得。何故何でしょうか?

2.23.3.31日に、アイビーの連結子会社であるハミングステージが、第2種金融商品取引業者である、ライツマネジメントを2億5266万円で取得<譲り受け固定資産 1億8820万円>

私のシナリオですけど、6月30日に5億8700万円借入金増!この借入先を、スターHDと仮定しますと、無担保にはいきませんから、3月31日にアイビーがハミングステージへ払い込んだ6.4億円で取得したハミング株券が担保かと推測。短期の借入金ですけど、アイビーの状況から1年返済は疑問ですから、借入金債務を株式化して新株発行するんじゃないかと見ますが。

アイビーは、短期返済できないとして債権者のスターHDへ債務の株式化の新株発行。上記2業者は、投資家から資金を集めれば、スターはアイビーへの貸金回収でき、アイビーも、借入金<負債>から債務の株式化で資本金&資本剰余金とできますから、純資産額が増加しメリットありますし、借入金で運転資金に利用できますから。2業者も投資家から受取りフィーがありますから、3社は、ウイン・ウインの関係かと!投資家が投資金を回収できるかは、クリブデンの時と同じかと!

そんなことになるんじゃないかと、脚本を書いてみました。

ハミングってやりますね!!

23.8.31日 発行済株式数 74,159,300株
希釈率25%以上とならない第3者割当新株発行は、株主総会決議等不要。
25%:約1850万株なら株主総会決議等不要・発行価格30円で約5.5億円。25円なら、4.6億円。
債務の株式化をすると、5.5億円発行だと借入金ー5.5億円 資本金2.75億円、資本剰余金2.75億円となり、貸借対照表上から助かりますね!・・・借入金を債務の株式化で、資本金&資本剰余金に「化ける」手法。

23.3.31日時点の短期借入金3500万円のうち、3000万円は、スターホールディングスからの借入。
スターホールディングスって、以下のURL会社なのか??
http://www.star-ir.co.jp/


運転資金が必要となった時に、どういう資金調達の発表をしてくるかですね!!増資には、JQは、過去の経緯からプリンシバルには、目を光らせているかと!
2666<オートウェーブ>

筆頭株主・中村義巳&ナカミツが、再度、株式支配を狙うのか?

所有するオートウェーブ株

中村 義巳 変更11<23.5.24日義務発生日 5.30日提出>

1.中村 義巳
  株券    2、120、000・平均取得値・101.35円
2.Nakamitsu Motors
  株券    780,000・平均取得値・258.6円

合計   2,900,000<21.56%>平均取得値・143.6円

21.11月増資時 戸谷弁護士が受託者となり信託財産として増資割り当て株を所有。中村氏は、戸谷氏から譲渡を受けています。

他に、オータキ<鈴木清美>が譲渡を受けていますし、元大蔵官僚の田谷廣明も登場していました。

中村氏は、経営者・廣岡氏との株主総会委任状争奪戦で負け、撤退かと思っていましたが、中村氏が保有する9898<サハ>及び1757<東邦・現クレア>株が上昇しましたから、オートウェーブを支配する資金は充分かと。

サハ株を保有する中村義巳氏

9898<サハ>保有株 23.3.31日時点
株券  5,529,650株・・・21.9末には有報で名前なく、21.10月以降株価3円~7円の時に取得したんじゃないかと推測。

また、1757<クレア>保有株 23.3.31日 8133万株。

オートウェーブの業績は悪く、23.5.31日債権者協定書で、24.7.31日までの金融機関からの支援継続。長期借入金52億円は、24年4月まで借入金融機関から返済猶予を受けています。とてもじゃありませんが、返済資金不足!ジャンプしてきていますから、どうなることやら!増資しても計算上無理。

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