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資源の宝庫・サハ共和国 その2

2011年07月25日

資源の宝庫・サハ共和国 その2

 ジャスダック上場のサハダイヤモンド(コード9898)の話ではありません。
ロシア連邦・サハ共和国の話です。

 3月23日付け「資源の宝庫・サハ共和国」で書いているので多くは繰り返しませんが、ロシア連邦・サハ共和国はありとあらゆる資源の宝庫で、しかもほとんどがこれから開発されるものなのです。
 サハ共和国はシベリアの東部の大半を占め、面積が310万平方メートル(中国の半分、インドと同じ、日本の8倍)で人口は100万人弱です。資源のうち地下資源は、天然ガス、石油、石炭、鉄鉱石、金、ウラン、ダイヤモンド、その他あらゆるレアメタルなどがあり、埋蔵地下資源価値の総額は世界最大と言われています。

 住民の大半は蒙古系で非常に親日的であるにもかかわらず、何故か日本の政府も民間企業もほとんどサハ共和国の資源開発等のビジネスに関わっていないのです。

 6月23日に、日本では全く報道されていないのですが、非常に象徴的な出来事がありました。

 韓国財閥グループのひとつのLGが、サハ共和国の首都ヤクーツクに高層ビルの支店を建て、その竣工式が行われたのです。
 竣工式にはサハ共和国大統領以下ほとんどの主要閣僚、LG本社から会長・社長以下ほとんどの主要経営陣、ロシア連邦政府からサハ総領事、韓国のロシア大使館からも総領事が出席しました。

 サハ共和国、ロシア連邦共和国、韓国政府(大使館)、LG本社首脳のほとんどが出席していたと言うことは、つまりロシア共和国とサハ共和国と韓国政府が協力してLGを窓口にして、サハ共和国の資源を大々的に開発するということを正式に発表したようなものなのです。

 ここでロシア連邦共和国とサハ共和国との関係は少し説明が要ります。サハ共和国はロシア連邦を構成する21の共和国・1つの自治州のひとつですが、高度の自治が認められており大統領もサハ人です。また最近公用語がサハ語になりました。
 資源開発についてもサハ共和国の決定にゆだねられています。

 一方、韓国政府も国内産業については少数の巨大企業に限定して集中的にインセンティブを与え、世界的な競争力を持たせる政策を採っています。韓国政府としてもここ数年以内にLED、太陽電池、電気自動車用電池(リチウム電池)など5項目で世界最大となる目標を掲げ、競争力のある巨大企業を先頭に立てて、官民挙げて邁進しているのです。

 海外業務についても同じことが言え、ことサハ共和国の資源開発につてはLGに集中的にやらせようと、韓国政府からロシア連邦・サハ共和国両政府と交渉した結果なのです。

 資源が無いことにおいては韓国と同じ日本政府は、全くサハ共和国を無視してきました。先程言ったように、サハ人が大変親日的であるメリットを全く生かさなかったのです。

 日本でも独立法人・石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が、内外の資源開発に対して資金援助をすることになっています。しかし過去の融資・出資実績は石油天然ガスではインドネシア、ベトナム、パプアニューギニア、金属鉱物資源ではハワイ沖、南米チリ、アフリカなど、何故かわざわざ遠いところでしかも政治的リスクもありそうなところばかりを好んでいます(きっと別のいいことがあったのでしょう)。

 なぜか距離的に近く、あらゆる地下資源が世界最大級にあり、しかも親日的のサハ共和国を無視し続けていたのです。

 その結果、国を挙げた韓国政府とLGに完全に出し抜かれてしまったのです。

 この調子ではLED、太陽電池、リチウム電池でも韓国にすぐに太刀打ちが出来なくなってしまいます。(LEDはすでに韓国が世界最大です)

 当然、中国政府もサハ共和国に猛烈に接近しています。ただ、中国政府とロシア連邦共和国政府との間が微妙なため足踏みしているだけですが、これも時間がたてば入り込んでくると思われます。

 日本政府・JOGMECは何もしていなかったのです。
 JOGMECには、当然多数の官僚が天下っており、豊富な税金が使われているのですが全く何の成果もあげていません。

 本誌の過去の記事について自慢するわけではないのですが、3月23日付け「資源の宝庫・サハ共和国」の結論として、「こんな資源の豊富なサハ共和国に日本企業で唯一食いこんでいるのがジャスダック上場のサハダイヤモンドで、サハ共和国との関係だけでも大変な価値があり、いつか評価される時が来るはずです」と書きました。当時の株価は5円でした。

 それが中国企業に評価され、僅か4カ月後の現在、株価は10倍以上になっているのです。(7月22日の引値は55円。7月4日に高値94円があります)

平成23年7月25日

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いくら自治が認められようともロシアであり、北方領土問題が解決してない日本はなかなか積極的にはなれないでしょう。
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