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2012年の米国大統領選挙  その1

2011年08月12日

2012年の米国大統領選挙  その1

 今日は金融市場に関係のない話題にします。

 来年は米国大統領選挙の年です。

 既に野党共和党の大統領候補者討論会が始まっており、来年初めまで全米各地で行われます。そして来年2月初めのアイオア州の党員大会と、ニューハンプシャー州の予備選挙で共和党の大統領候補者選びが本格化し、3月6日のスーパーチューズデイで早くも決まってしまう可能性があります。

 与党民主党は現職のオバマ大統領が、本年4月に早々と再選を目指すと発表しており、民主党としての大統領候補者選びは終了しています。

 最近の傾向から言えることは、大統領候補選びも大統領選の本戦も、直前のちょっとした社会情勢の変化に大きく影響されます。逆に些細な作戦ミスや失言などが命取りになることもあります。

 前回・2008年の大統領選挙でも、まず大本命だった共和党のジュリアーニ元ニューヨーク市長が候補者選びの序盤で躓いてそのまま消えてしまい、大統領候補となった元軍人の英雄・マケイン上院議員も、大統領選直前の金融危機に際しての受け答えがあまりにも稚拙だったため、結局オバマ候補に敗れてしまいました。

 従って、現時点で大統領選の予想(まず、共和党の候補者を予想、その後の大統領選の結果を予想)することは、あまり意味のないことなのでが、このシリーズ(多分3回)の最後に個人的予想を書くことにします。

 しかしこの際、米国大統領についていろいろ知っておくことも重要だと思いますので、このシリーズを始めることにしました。出来るだけ肩が凝らない内容にします。

 まず、米国大統領は過去何人いるのでしょうか?

 初代ジョージ・ワシントン(1789年4月30日就任)以来、現職のオバマ大統領まで、44代43人です。数が合わないのは、22代クリーブランドが1期空けて再選されたため24代大統領でもあるからです。

 単純計算ですが、現職のオバマを除く42人の大統領の平均在任期間は5年3カ月となります。日本の首相に比べると随分長いですね。

 この43人の中に、親子が2組(2代ジョン・アダムスと6代ジョン・Q・アダムス、41代ジョージ・ブッシュと同名の43代ジョージ・ブッシュ)、祖父と孫が1組(9代ウイリアム・ハリソンと23代ベンジャミン・ハリソン)がいます。

 それから、26代セオドア・ルーズベルトと32代フランクリン・ルーズベルトは従兄弟同士です。

 何らかの理由で任期を全う出来なかった大統領は以下の9人です。43人のうち9人もいるのです!
 9代ウイリアム・ハリソン(病死)、12代ザカリー・テイラー(病死)、16代エイブラハム・リンカーン(2期目に入った直後に暗殺)、20代ジェームス・ガーフィールド(暗殺)、25代ウイリアム・マッキンリー(2期目途中で暗殺)、29代ウォーレン・ハーディング(病死)、32代フランクリン・ルーズベルト(4期目途中で病死)、35代ジョン・F・ケネディ(暗殺)、37代リチャード・ニクソン(2期目途中で辞任)。

 従って、43人の大統領のうち9人が、その時の大統領が職務を遂行出来なくなったため副大統領から昇格した大統領です。
 この場合、副大統領も大統領と一緒に大統領選挙で選ばれているはずなのですが、38代ジェラルド・フォード(ニクソンの辞任で昇格)は、直前に副大統領のアグニューが辞任したあとに副大統領となったため、史上唯一大統領選で勝ったことのない大統領なのです。

 ついでに、大統領が任務を遂行できなくなったときの大統領継承順位ですが、もちろん第1位は副大統領(上院議長を兼ねる)で、第2位が下院議長(現在は共和党のジョン・ベイナー)、第3位は上院仮議長(上院議長である副大統領は上院議員ではないため、普通議場に来ません。従って普通は仮議長が議長を務めます。現在は日系のダニエル・イノウエ上院議員)、以下第4位国務長官(ヒラリー・クリントン)、第5位財務長官(ガイトナー)と各省の長官が続き、第18位まであります。

 余談ですが、各省の長官は大統領が任命するため(上院の承認が必要)、大統領が実質的に自分の継承者を決められないように、下院議長と上院仮議長の継承順位を各省の長官より上にしているようです。

 実際は今まで、副大統領以外に大統領の地位が継承されたことは無いのですが、修正憲法で正式に副大統領が第1位の継承者と決められたのは、何と1967年のことなのです。それまでは、ジョン・F・ケネディを継承したリンドン・ジョンソンまで8人の副大統領が昇格していたのですが、なんとなく慣習で決まっていたようです。

 しかし、仮にワシントンがテロで攻撃されて、大統領と全ての継承順位者が亡くなってしまうと国が運営できないため(大統領は行政の最高責任者)、必ず継承者のうち最低1人がワシントンを離れているように出来ているようです。

 続きます。

平成23年8月12日

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