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オリンパスの最近の報道を見て思うこと

2011年11月23日

オリンパスの最近の報道を見て思うこと

 本日は休刊の予定だったのですが、どうも最近のオリンパスの内外の報道について「思うこと」が多いので、急遽書くことにしました。

 オリンパス事件は海外からの報道と捜査が先行したため、国内では「当局」からの情報提供(リーク)が始まる前に、各メディアの「取材競争」が始まっていました。

 つまり現在は、「当局」からの「公式発表」に、各メディアの「独自取材」と、海外からの「報道」が入り混じっているのです。

 本誌がオリンパスについて書くのは、経済事件というものが「当局」によって「どのように選ばれ」「どのように社会的意義を持たされ」「どのように裁かれていくのか」、そしてその過程で「マスコミがどのような役目を果たすのか」「背後にどういう官僚の思惑があるのか」などをリアルタイムでお知らせするのに絶好の機会だと思ったからです。

 通常の経済事件は、これらがすべて決定されてからマスコミを通じて発表されるのですが、オリンパスはまさにその過程を目にすることが出来るのです。

 本誌は「暴露誌」でも「ブラックジャーナル」でもないため、未発表の「事実」については(仮に知っていたとしても)決して先行して書かず、推測を入れず「噂」を聞かず、ひたすら「リーク記事」と「知りうる事実」とを比べて「当局」の方針や意向を読み取ることに専念しているのです。

 ですから、本誌自体が各メディアの「取材」を受けることは一切なく、逆に各メディアから「情報」を聞くことも一切ありません。

 極論すれば、本当の「真実」がどうかではなく、これからどういう「真実」が「当局」や「海外」や「マスコミ」によって作られているかを追いかけているのです。

 その「マスコミ」ですが、「リーク記事」以外の「独自取材による報道」や、その他メディアの「独自の情報源からの取材」が入り混じっているため、中には信憑性の疑わしい記事も結構あります。

 また「海外」からの報道についても、ウッドフォード以外に「正確な情報源」がないため、これまたびっくりするくらい「いい加減」な記事もあります。

 先週のロイターに、中川・佐川両氏が最後に所属していた米国投資銀行(今はUBSに買収されています)の「幹部」のインタビュー記事が出ていたのですが、細かい説明は省きますが、殆ど出鱈目(でたらめ)でした。

 いずれにしても今後のポイントは、「当局寄りのはずの第三者委員会がどういう意見を出すか」「証券取引等監視委員会が課徴金処分のままで行くのか」「東京地検特捜部のターゲットがオリンパスの元幹部3人から広がるか」だけに絞られ、これに「海外からどういう要求が来るか」と「日本当局がどう跳ね返すか」だけなのです。

 それ以外は、ありません。

 だから、「闇経済」とのかかわりも出てきません。

 証券取引等監視委員会が、「開示検査科」でスタートしても、刑事告発をする「特別調査課」に移行することもあるはずだという「まるで監視委員会の方のような」コメントも頂いていました。

 確かに、最初「開示検査課」が調査して処分できず、諦めきれなかったのか暫くしてから「特別調査課」が出動してきたケースはあります。しかし、あくまでも「開示検査科」が調査しているうちに「特別調査課」が押しのけて出てくるということはないと思っています。

 まあ、取り掛かる時は「令状を持ってきて強制捜査する」(特別調査課)と「令状がないのに、あたかもあるように振る舞って強制的に調査への協力を求める」{開示検査科}と、何でもかんでも持っていくことについては同じなんですがね。

 「なんで知っているのか」と言われても、「知っているから」としか答えられません。

 引き続き注目していきます。

平成23年11月23日

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コメント
虚偽記載は両罰規定がありますので、開示検査課=課徴金勧告だけで終わるとは限りません。刑事告発も当然ありです。野田首相や自見金融大臣の強目の姿勢が気にはなりますね。
2011/11/21 Mon 08:36 [ Edit ]

「開示検査課」「特別調査課」のことからじゃなく、I.Sさん個人としまして、オリンパスが、過去に提出した有価証券報告書及び適正意見を付した監査報告書からしまして、虚偽記載はなかったと見られているんですか?

オリンパスは、過去5年分の有価証券報告書を訂正及び適正意見を付した監査報告書を訂正して財務局へ報告者等を提出する意向のようですが、この訂正って、ただ、たんなる「錯誤」と解していんでしょうか?

東証上場廃止基準

有価証券報告書等に「虚偽記載」を行った場合で、その影響が重大であると当取引所が認めたとき

ここで、虚偽記載がっても、その影響が重大であると東証が判断とあります。投資家に対して重大なんでしょうけど!この規程から、有価証券虚偽記載があっても、東証の裁量権でもって上場廃止とはしないことにもできます。

西武鉄道は、国土の株式数を有価証券報告書へ虚偽で上場廃止でしたが、日本TVの場合には、読売新聞分の株式所有に関して有価証券報告書への虚偽記載あるも、投資家への影響は重大じゃないとして上場廃止とはせず!

世間、投資家への影響度から東証の裁量権なんでしょうかね?

ライブドアは財務内容虚偽記載で、上場廃止、オリンパスも、財務内容で資産を膨らませたことかと思いますけど!

阪中さんは、2011.01.25日 りそなの公募価格決定を受けて と題する記事で、>>そもそも、公募増資に関する最大の問題点は、海外の投資家(おもにヘッジファンド)は、海外で貸株を調達して売却し(これは日本で言う空売りには当たりません)、下がったところで値決めされた新株を引き受けて、貸株を返済して儲けて終わり、という取引が横行していることで、ヘッジファンドはそれ以前も、その後も、その会社の株主でも何でもなく、単に瞬間的に儲けただけ、ということなのです。<<

とされています。

調達した借株を「処分」する行為は「空売り」には該当しないとされていますが、そのとは、有価証券の空売りに関する内閣府令規定にある 有価証券の募集又は売出しに応じており、当該募集又は売出しの結果取得することとなる有価証券の数量の範囲内で当該有価証券と同一の銘柄の有価証券の売付けを行う取引 に該当しますから、空売りを行う場合の明示及び確認義務の適用場外となります。

※売りつけ:空売りを意味します。

つまり、証券会社から証券取引所へ、売買注文発注の時、「空売り」と明示不要で、「売り」だけの明示でいい注文になります<空売りなんですけど、有価証券の空売りに関する内閣府令で、「売り」 注文で済むだけです>。

阪中さんは、その後、貸株<借り手からは借株>の返済としていますから、それは公募株を取得して、現渡し決済の意味ですから、その「売り」は、借り受けた株券を現渡し決済で返済するんですから、「空売り」です。


阪中さんは、2011.01.25日 りそなの公募価格決定を受けて と題する記事で、>>そもそも、公募増資に関する最大の問題点は、海外の投資家(おもにヘッジファンド)は、海外で貸株を調達して売却し(これは日本で言う空売りには当たりません)、下がったところで値決めされた新株を引き受けて、貸株を返済して儲けて終わり、という取引が横行していることで、ヘッジファンドはそれ以前も、その後も、その会社の株主でも何でもなく、単に瞬間的に儲けただけ、ということなのです。<<

とされています。

上記で、海外でとありますから、有価証券の空売りに関する内閣府令 証券取引所の会員等(法第六十一条第一項に規定する会員等をいう。以下同じ。)が当該証券取引所に上場されている有価証券(外国法人の発行する証券で法第二条第一項第六号に掲げる株券の性質を有するもの及び同項第七号の二に掲げる外国投資証券に限る。)につき自己の計算による空売りを行う取引のうち、外国有価証券市場において当該会員等が当該空売りに係る有価証券の買付けを行う取引であって、次に掲げるもの
  イ 円滑な流通の確保のために売付けの注文と買付けの注文を継続的に行う場合の当該売付けの注文に基づく取引
  ロ 買付けの注文に応じて売り付ける取引

と混同されてるんじゃないかと思いますけど!

上記の規定は、公募増資の時の場合には適用されません。公募増資時の内閣府令は、有価証券の募集又は売出しに応じており、当該募集又は売出しの結果取得することとなる有価証券の数量の範囲内で当該有価証券と同一の銘柄の有価証券の売付けを行う取引 です。
それにしましても、証券自己売買って、やはり 凄い!マネーゲーム銘柄にしましたね!

信用取引売り及び現引き禁止:11月9日
日々公表    :10月25日

信用残高   <買い残>  <売り残>
10.7日  26万株   188万株
  14日 476万株   216万株
  21日1797万株  1246万株
株価:1230~1810
  28日1932万株  1841万株
株価:1012~1388
11.11日1237万株 1831万株
株価:424~1099

11.22日 953万株 1440万株

信用売りが多い価格帯:1012~1810円

結構、高い株価での信用空売りが多いんじゃないかと見ますが。

私は、買い残減少は、11.08~10日間の550円下落で処分したのかと。売り残にも買い埋めがありますが、こちらは、下落後ですから、益出しの買い埋めが多いかと。あとは、売り建て値から余裕があるか、株価下落で買いつなぎ<利益確保>もあるんじゃないかと見ますが。

株価急落前の高値2526円<10.13日>→安値424円<11.11日>。ー2102円。38.2%戻り・1227円。

50%戻し・1475円。

前場:1199・1276・1072・1230



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