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現職閣僚が靖国神社に参拝した!

2012年08月16日

現職閣僚が靖国神社に参拝した!

 終戦記念日の本日(8月15日)、野田内閣の松原国家公安委員長と羽田国土交通大臣が靖国神社に参拝しました。民主党政権が発足してから現職の閣僚が終戦記念日に参拝するのは初めてのことです。

 驚くべきことは、マスコミの報道が「この中国政府や韓国政府との関係が微妙な時に、余計に問題が大きくなってしまう」と批判的とも取れることです。

 もちろん野田首相は(終戦記念日に限らず)参拝したことが無いはずで、本年も「総理大臣や閣僚が靖国神社に公式参拝することは、国際関係を含めた諸般の事情を総合的に考慮したうえで、引き続き自粛していく」と申し合わせています。

 こういう時こそ国家の指導者(別に何の指導もしていませんが首相や閣僚のことです)として毅然とした態度が必要なことを「全く理解していない」ようです。

 こういう時とは、最近とくに過激になっている中国政府や韓国政府の(北朝鮮は今に始まったことではありません)日本に対する行動や発言を指し、もちろん竹島や尖閣列島などの「領土問題」も含みます。

 ましては閣僚の靖国参拝とはまぎれもない「国内問題」であり、これを批判する中国政府や韓国政府は明らかに「内政干渉」をしていることになります。

 そもそも靖国神社とは幕末以降(正確には1853年のペリー来航以降)に日本の国内外の事変・戦争等の国事に殉じた軍人・軍属等が祀られているところであり、何ら外国政府から干渉されるものではありません。

 それが1978年にいわゆるA級戦犯とされる14名(死刑となった7名と裁判中に死亡した7名の計14名)が合祀されたことが翌1979年に明らかになったことで、外国政府(とくに中国政府と韓国政府)に干渉の「口実」を与えてしまったのです。

 いわゆるBC級戦犯は1959年に合祀されています。

 そもそも問題の発端は、中曽根首相が1985年8月15日の「閣僚の靖国神社への公式参拝」をわざわざ閣議決定しておきながら、中国政府の抗議(内政干渉)に屈して当日は「本殿への一礼」で済ませてしまい、日本政府として中国政府や韓国政府を含む海外に「正当な主張」を全く行わなかったことです。

 「正当な主張」とは、極東国際軍事裁判(東京裁判)は、勝者が敗者を一方的に裁いた「不当」なもので(注)、A級戦犯もBC級戦犯も戦争犯罪人ではなく、日本は侵略国家ではないということです。

(注)適用された極東国際軍裁判条例の「平和に対する罪」や「人道に対する罪」は事後法であり、法の不遡及原則に反しています。極東国際軍事裁判で唯一国際法の専門家だったラダ・ビノード・バール判事(インド)の見解で、バール判事はただ一人、全員の無罪を主張しています。

 そして中曽根首相以降も、首相在任時に毎年参拝したのは小泉純一郎だけです(終戦記念日の参拝は任期切れ直前の2006年8月15日だけです。また公人か私人かは、はっきりさせていません)。
  
 それだけでなく、村山富市首相の「村山談話(1995年)」、これに遡る宮沢政権時の加藤紘一官房長官の「加藤談話(1992年)」と、後任の河野洋平官房長官の「河野談話(1993年)」など、あきれるほど中国政府や韓国政府などに「低姿勢」な政権担当者の残した「政府公式見解」の弊害が大きく残っているのです。昨年8月18日付け「次期首相の資質 その1」と同年8月19日付け「同 その2」に詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみて下さい。

 つまり靖国問題だけでなく領土問題も本質は同じで、中国政府や韓国政府などの「干渉」や「横暴」を許しているのは、日本の過去からの政権担当者だとも言えるのです。

 そこへ現職の2閣僚が終戦記念日に靖国神社へ参拝したことは、大いに評価されるべき一歩で、今後も日本として「当然のこと」を主張して行動していくべきなのです。

 「領土問題」については国際問題なのでもう少し複雑です。8月13日付け有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」の「竹島にみる領土問題の奥深さ」で取り上げてあります。今月中にお申込み頂ければ、今月に配信済みの記事もお送りいたします。課金は今月末(来月分)からですので、ぜひ申し込んで読んでみて下さい。

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コメント
首相の参拝を何らかの形で義務化すればいいと思います。

私人ではなく公人として参拝した方が実は
角が立たない。(内政について角が立つ立たないというのもおかしいが)

それから各国大使の参拝も義務化もしくは常識化(マナー)して踏み絵にすればいい。

いわゆる反日国家が常軌を逸している事は既に国際的常識と化しているので
単純に区分けができていいと思います。
A級戦犯を合祀したということは日本自身が、日本を敗戦させた責任を追及していないということです。彼らの指導によって日本国民がこうむった甚大な被害についてなんら責任追求することなく彼らを功労者と崇めては死んだ者、損害を受けたものが浮かばれないだけでなく、同じ過ちを繰り返す指導者が出現する可能性があるということです。貴殿は現在の指導者に対してとても厳しいのですがやがて彼らが過去の人になったときには賞賛するのですか。
y.sさん
靖国神社に参拝することが何故戦争指導者に対して厳しくないと言えるのですか?意味が全く分かりません。
首相がA級戦犯が祀られてしまった靖国参拝しないというのは中国に対する仁義のようなものでしょう。
誰の意志で合祀したのか?厚生省の官僚でしょうが愚か者がいたものです。

野田首相は(終戦記念日に限らず)参拝したことが無いはずで、とありますが、生まれてから一度もってことですか?
そんな日本人なんているんですかね、少なくとも東京近郊に住んでて。。
>たかさん
靖国神社がどういうところかはネットでも調べられます。私の理解では、日本のために戦死した人を神様としてまつる神社です。
A級とかB級とかって戦勝国が勝手に決めてたような気がしたのですが・・・。
あと、日本の荒魂、和魂って考えだとA級・B級共に祭らないと駄目なような・・・。

勘違いならスミマセン。
靖国神社は、神道の宗教施設です。
国立墓地を作り、全国民を代表して首相が参拝し、一般国民も各自参拝するようにすれば良いと思います。
靖国神社は、「国家」神道という明治カルトの宗教施設です。
明治以前の日本には存在しない「英霊」、死後にまで続く官軍と賊軍...。
誤解している人がいますが、戦犯というものは存在しません。
戦争で人を殺傷するのは合法ですし、そもそも戦争自体が合法なのです。
それを禁ずる法はどこにも無く、各国の力関係でバランスされているだけなのです。

それから、
すでにできてから100年以上経つ”なにか”を、新興云々というのはあまりにも認識が浅すぎます。
何かを100年以上続ける、維持するのは、この地球上では神業に近い事だと知る必要があります。
明治天皇がつくらせ、130、140年前から存在するのですから、これは明らかに伝統です。
zzzさん

>生まれてから一度もってことですか?
そんな日本人なんているんですかね、少なくとも東京近郊に住んでて。

 私は吉祥寺(ヤスクニジンジャまで約20kmの場所)に住んでおよそ64年になりますが、ヤスクニジンジャに参拝した事は1度もありません。近くに行ったことは何百回もありますが、境内に入った事はありません。

 戦時中は、ヤスクニの近くを走っていた市電(都電)や乗り合いバスがヤスクニのそばを通ると、車掌が「起立、礼」と号令をかけて、乗客全員にヤスクニに対して礼をすることを強制したものですが、生来ひねくれものの私は、まだ子供でしたが、一度敬礼をしなかったら車掌に怒鳴りつけられ、殴られたことがあったので、それ以降ヤスクニジンシャという言葉を聞くと腹が立ってきます。

 そういったわけでzzzさんがおっしゃるような「生まれてから一度もってことですか?
そんな日本人なんているんですかね、少なくとも東京近郊に住んでて。」は少なくとも私はいますし、私の友人・知人などでも1回もいかなかったかどうかは知りませんが、ヤスクニ、に限らず、神社(国家神道)に反感を持っている人間など掃いて捨てるほどいますよ。

 井の中の蛙大海を知らず、ということわざがありますが、zzzさんのような了見の狭い狂信的な考えで世の中を判断したらとんだ恥をかくことになりますなあ。

 zzzさんの交際範囲の人は右翼的な考えの人が多いかもしれませんが、日本人みながそういう手合いばかりと考えたら大間違いであります。
羽田雄一郎は国交相、海保を所管する官庁の大臣、松原は国家公安委員長、警察庁を所管する立場です。
香港を出航した船が、15日に尖閣に到着し上陸を敢行することが分っていて、のんびり靖国参拝ですか。はっきり言って、危機意識がゼロですね。
英霊に祈りを捧げる日は、いつでもいいはず。マスコミが騒いでくれることを狙って、状況の見境もなく参拝するのは、国を守ってくれた英霊もあきれているでしょうよ。
バカバカしい。
井上さん
いい年こいて自慢ですか?みっともない。不愉快極まりない。そりゃあ日本人で東京近郊に住んでいても靖国にいったことがない人はたくさんいるでしょうよ。
国会に天皇陛下がお見えになってもお迎えしない馬鹿政党もいますしね。
sfdさん

>井上さん
 いい年こいて自慢ですか?みっともない。
 
 自慢などしちゃあいませんが。私の文章のどこに自慢した部分がありますかね。それから、自慢するとなぜみっともないのですかねえ。全く理解できませんが。

>不愉快極まりない。
私の文章をを読んで不愉快になったのはあなたの勝手。あんたとは逆に気持ちがスーとして、快哉を叫んだ方もいることでしょうよ。

>そりゃあ日本人で東京近郊に住んでいても靖国にいったことがない人はたくさんいるでしょうよ。

 ようくお分かりのようで。

 あんな、軍国主義の権化のような場所に良くお参りに行くもんだと常ずね不思議に感じていましたが。

 まあ、いわしの頭も信心人からとか言いますからね。

>国会に天皇陛下がお見えになってもお迎えしない馬鹿政党もいますしね。

 バカではないでしょう。信念に基づいている立派な政党だと思いますがね。信念・理念を何1つ持たず、私的利益だけ追求している手合いよりなあ何層倍もご立派ですわよ。
いくつかコメントしておられる昭和の所謂団塊世代と
そのJr.とされる現40~30歳の世代では見解が違うのは当たり前かと。
また、幼少期の記憶に基づく嫌悪感から某アジア諸国にシンパシーを寄せるのは
その後の時代の教育を受けてきた世代の特徴でもありますね。
人の思想信条は時と共に移ろい、変化していくものと考えます。良かれ悪かれそれが
健全ではないかと。現在の若者(僕も含む)は前世代の思想を転換、修正しようとする方向
に向かっているのだと思われます。正解か間違いかはともかく、団塊とよばれる人たちの
思想(歴史観)を刷り込み、強制されるのに嫌気が差したというのが正直なところです。
靖国神社は結婚式をした九段会館(日本遺族会とは何も関係ない人物です)
と関係があり、また花見の絶好のポイントでもあるので毎年のように行っています。永久戦犯の合祀云々がありますが中国人、韓国人の人たちも見にきています。合祀といっても地道な感じで、「そんなに騒ぐほどじゃないんじゃないの
?」と思います。


ご返事ありがとう。井上さん
当然自慢しているとは自分ではきずいていないでしょう(笑)
文章からして70代ですかね。私の周りにあなたのような人がいなくては幸せです。もっともあなたにいわせれば井の中の蛙と言われるんでしょうけどね(笑)。
sfさん

>当然自慢しているとは自分ではきずいていないでしょう(笑)

 私が私の投稿文のどういう箇所で自慢しているのか、具体的にお教えくださいませんか。私も老境に入って少しどころか大いにぼけてきたようなので、自分で書いた文章のどこがどういう意味か良くはわからない事があります。

 どうか「自慢していて、じぶんではきずいていない箇所」を具体的にお教えくださいませ。

 sfさまは私よりもはるかに頭脳明晰な方のようで、書いた当人が思いもよらない内容にまで思い至れるようらしいので、「自慢していて、じぶんではきずいていない箇所」をどうか[お教えください。

>私の周りにあなたのような人がいなくては幸せです。

 お幸せのようで重畳至極であります。

 言論・信仰の自由が表向きでは認められているらしい日本でhさ、こういうサイトは匿名の自由も認められているので、だいたい本音を吐けるようですが、実社会ではそうもいきませんので、本音を隠しては腹膨るる事を我慢して生きていられる方も多いようです。とくにsfさまのような方が傍にいらっしゃるような場合には。 

>もっともあなたにいわせれば井の中の蛙と言われるんでしょうけどね(笑)。

 よくお分かりじゃあありませんか。
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