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中国の反日デモで見落とされている重大事実

2012年09月18日

中国の反日デモで見落とされている重大事実

 日本政府が尖閣列島を国有化したことに反発する大規模な反日デモが、北京など中国各地の80都市以上に広がり、日系企業の工場や店舗などへの被害が広がっています。また1000隻以上の中国漁船が尖閣列島の海域に向かっています。

 特に明日(9月18日)は満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が発生した日であり、最大級のデモが予想されます。柳条湖事件については7月19日付け「昭和史最大の謎・近衛上奏文 その3」をご参照ください。

 中国政府も主席の交代を控えているため絶対に弱みは見せられません。反日デモにどれほど中国政府の「裏からの工作」が入っているのかは不明ですが、最終的には日本側からはっきりと目に見える政治的・経済的譲歩を得るまで止めません。高くつくことになりそうです。

 さて今回の問題は、せっかく日本が「実効支配」している尖閣列島をわざわざ日本政府が国有化して中国政府および中国人民に「反発」の理由を与えてしまったことに尽きます。まあ資本主義の世の中なので地権者が高く売却するためにいろいろ「駆け引き」したことは非難できないのですが、それに東京都知事や最終的に日本政府が乗せられては話になりません。

 どうも外務省の官僚が、東京都から横取りして国有化するために暗躍していたようです。

 だとすると「どうしても理解できないこと」が出てきます。

 尖閣列島をこういう形で国有化した場合、中国政府および中国人民が激しく反発することは誰でも想像できたことです。ましては中国事情に精通している(はずの)外務官僚や現地の日本大使館は、もっと予想していたはずです。

 だったら、なぜこういう結果になることをわかっていながら国有化のために暗躍したのでしょう? 暗躍が言い過ぎなら、なぜ少なくとも野田首相や玄葉外務大臣に「警告」しなかったのでしょう?(この両名は、本当にそこまで考えていなかった可能性はあります)。

 省益が国益に優先するのはすべての官僚組織に言えることなのですが、特に外務官僚にとって「最も大事なもの」は外国政府であり、絶対に外国政府とは戦いません。外国政府があるから外務官僚の存在感があるのです。

 入省時に中国語を学んだ「チャイナスクール」の外務官僚は、ずっと中国関係の部署で出世競争を行います。世界中で中国語を話すのは中国だけだからです。だから特に「チャイナスクール」の外務官僚は絶対に中国政府と戦いません。

 同じように「ロシアンスクール」も絶対にロシア政府と戦いません。

 さて、そうすると外務官僚や現地の日本大使館は、なぜ「中国政府を怒らせる」とわかっていながら国有化のために暗躍したのでしょう?暗躍が言い過ぎなら、なぜ首相や外務大臣に警告しなかったのでしょう?

 答えは1つしかありません。
 
 国有化が中国政府のためになると考えたからです。

 国有化が、中国政府を日本政府に対して有利な立場に置き、さしあたっては発足する習 近平体制の地盤強化に役立つと考えたからで、実際に「恐ろしいほど」期待通りの成果が出ることになりそうです。
 
 尖閣列島はどう見ても日本が実効支配しているので、中国政府が最も困ることは「日本があらゆる挑発に乗らず無視し続けていること」だからです。

 あくまでも本誌の主観的見解なのですが、それほど外れているとも思っていません。

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| Comment:17 | TrackBack:1
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コメント
周近平w
誤字ひどい
ご指摘ありがとうございます。

修正いたしました。
国有化が中国政府のためになると考えたからです

→日本の官僚のなかに内通者がいるということでしょうか?
CIA辺りの工作も有ったりして
今回、米も得する気が
その種の謀略があったとしても倒れるものは倒れるというのが歴史のしめすところです。
清も国民党も散々日本に対して同じようなことをやった訳ですが、倒れました。
次は中国共産党でしょう。
(一部の学生や秘密結社を使って排外デモをやらせるが暴走、裏目に。いつものパターンです)

20年以内に中国共産党が人民に引きずりおろされるというのは、
以前から予想していましたが、少し次期がはやくなったような気がします。
5年以内におこっても不思議じゃなくなりました。
大陸の権力の移動を見ると、重要なところで(偶然に?)日本がかかわっている例が多いです。
今回もそうなるでしょう。

人民に幸あれ。
ただし、人民はその前に今までのツケの清算を自らしなくてはいけません。
億単位の死者が出たとしてもやりとげる事です。
本来19世紀~20世紀のはじめにやっておかなくてはいけない事を、
そのまま放置したのは人民の責任です。
大陸の人々が胸を張って【国民】と言える新たな国境線を自ら引きなおす事です。
皇帝専制の文化に二度と戻らないように、きちんとした議会を作る事です。
石原都知事が知事会見で既に話してますが。
「知事の部屋」に動画もあるので、どうぞご覧ください(日付は忘れました。すみません)。
見当違いも甚だしい
>中国政府が最も困ることは「日本があらゆる挑発に乗らず無視し続けていること」

だとしたら、なぜ日本企業に対する暴徒を政府が抑えたのでしょうか。
日本企業に対する暴徒は許すが他の暴徒は一切許さない姿勢を取り続ければ、日本企業は困り続け、いずれは日本政府も譲歩せざるを得ない状況に追い込めると思うのですが。
いや、抑えてないでしょ。
連日人民が略奪してる映像が流れてますけど。
それにしても、アメリカは良かったですね。
これで、オスプレイも無事配備できて、むしろ日本人からしたら藁にもすがる思いになったでしょう藁
国有化に踏み切ったことは大事件です。
軍事衝突を覚悟して準備していなければ、ほんとにこの政権は甘ちゃんで早々に引きずり降ろさなければダメです。
中国がここで引き下がるわけがありません。
日本が引き下がったら国内の感情も反中国化一色となり、中国は島の実効支配に進むでしょう。
もし一戦して負けても、日米安保の脆弱性と祖国防衛の本質を国民が理解することになるのだから、劇薬とはいえ、突き進むしかないですね。
一戦交えてようやく独立国家になるのです。
平和ボケはいちど一掃せざるをえません。
日本は実効支配をしてから波風を立てず維持すれば良い紛争地域にするのは(韓国の竹島騒ぎと同じく)愚かな行為です

しかし、それは前提条件として中国が手を出さない力がないという前提があったからで
中国の軍事力が強化されフィリピンに対する(中国の常套手段である)漁船を使って侵略が開始され尖閣にも使われる事が明らかになったことから前提条件が変わってしまったと考えます
漁船をつかった侵略が目に見えてきた今この状況では無人島政策は敵(漁船)を引き込むことになるのではないでしょうか
拙い文章で申し訳アリマセン
>さしあたっては発足する習 近平体制の地盤強化に役立つと考えたから

下記の中国ウォッチャーの見解とほぼ同じですね、
「それほど外れているとも思っていません」に1票

強攻策で巻き返しを図った団派だったが、次期執行部は上海派が多数に
http://melma.com/backnumber_45206_5654303/
反日デモが王洋に代表される団派の統治地域で過激化(広州、深セン)している
暴徒化した過激行動、つまり日本企業焼き討ち、破壊工作が行われたのは、山東省、広東省、湖南省に飛び抜けて多いのも団派のリーダーが統治する行政区
>外務官僚にとって「最も大事なもの」は外国政府であり、絶対に外国政府とは戦いません。

すでに中国と争いになっちゃってますよ(笑)。争いの前面に立たされるのは、彼らなわけですから、トラブルのもとになる事を知っていて国有化したのではないでしょう。

新たな建物を建設しないなどの条件で中国側と折り合ったという話がありましたが、日本側が単にそう思い込んでいただけなのか、途中で事情が変わったのかもしれませんが、、、よくわかりません。

いずれにしろ、このたびの尖閣をめぐる騒ぎは石原氏の尖閣購入発言で始まっており、地方政治家の尖閣上陸から国有化と煽っているのは日本の側であり、丹羽前大使が警告したにもかかわらずそれを無視したことが騒乱につながっているわけですから、愚かしいにもほどがあると思いますね。
これは tppの辛味でアメリカがのだに 指図してます
なんだかちょっと変わった人の考え方ですね
どんとこい さん

>一戦交えてようやく独立国家になるのです。

 誰がその一戦に出征するわけですか。

 何十年か前に西ドイツで非戦運動で「僕らはごめんだ」という運動がありましたが、その一戦が始まったときに、国民のうちで、それどころか、志願兵ばかりで成り立っている自衛隊からでさえ、一体どれだけの将兵が前線へ飛び込みますかね。

 私はもちろん行きません。70年前と違って、日本の軍備は中国のそれよりかなり弱体ですから、一戦やっても簡単にやられるのが目に見えるようです。

 ともあれ、前の戦争の始末、特に民間人の空襲などの被害者に対するもの、が全く行われていないことが周知である事を考えれば、今度ばかりは日本政府の嘘とごまかしに乗せられて、一戦するために出かけてゆくバカな国民は殆ど居ないでしょう。

 まあ、どんとこい さんは戦争をあおっていらっしゃる方ですから、いざ一戦が始まれば真っ先に前線へ飛び込んでゆく覚悟が1000%おありでしょうがね。
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