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極めて深刻な北朝鮮情勢

2013年03月13日

極めて深刻な北朝鮮情勢

 いつも気になっているのですが、日本のテレビで北朝鮮情勢を解説するとき、決まって「北朝鮮情勢に詳しい専門家」と称する人々が出てくるのですが、だいたい同じ顔ぶれです。どういう風に「詳しい」のか、全く分かりません。

 もちろん本誌も全く詳しくはないのですが、「きわめて深刻な状況」であることは感じます。

 ポイントが3つあります。

 まず3月7日に、国連安全保障理事会が2月に3度目の核実験を行った北朝鮮に対して、経済制裁を追加・強化する決議を全会一致で採択しました。核兵器の開発のためのヒト・モノ・カネの移動を制限・監視するもので、主要な制裁措置の実施を各国にも義務づけるものです。

 決議には賛成した中国が、実際に制裁に踏み切れるかが大きなポイントとなるのですが、そうでなくても微妙な米中間に、また新しい要因が加わったことになります。もちろん日本にとって「他人事」で済むはずがありません。

 2つめは、この安保理決議と米韓合同軍事演習をうけて、北朝鮮が3月11日に休戦協定を一方的に破棄したと韓国に通告してきました。板門店の韓国との直通電話も切られているようです。

 休戦協定とは、1950年6月25日に始まった朝鮮戦争は、実は今も終結しておらず、1953年7月27日に休戦協定が締結されていただけです。これが破棄されたのです。つまり朝鮮戦争時の状態に戻ってしまったのです。

 最後は、3月11日(日本時間3月12日)に米国政府が、北朝鮮の外貨決済の窓口である「朝鮮貿易銀行」と政府や朝鮮労働党の幹部ら4名を、新たな制裁対象に加えました。
 
 特に「朝鮮貿易銀行」は、米銀との取引が禁止されるとドル決済が出来なくなります。ただ米国以外の銀行を利用すれば決済できるため、当然に日本や韓国にも同様の制裁に加わるように求めてきます。

 日本の銀行も、北朝鮮の核開発を止めるための制裁には率先して協力するべきなのですが、多分簡単にはいかないのでしょうね。

 繰り返しですが、これらを総合的に考えると「きわめて深刻な北朝鮮情勢」となるのです。

 あくまでも感覚ですが、北朝鮮は金正恩体制になったものの能力的には全く未知数であり、父親の金正日時代からの側近や軍の幹部などが金正恩の「権威」をうまく利用して勢力を広げているような気がします。

 つまり「軍人」は戦争をしたいわけで、経済幹部は私腹を肥やしたいわけです。また誰にとっても日本は格好の「敵」にされてしまいます。

 金正恩とは、これらの側近や幹部にとって「都合の良い神輿」であり、当然にその「神輿」には周辺にとって都合の良い情報しか上がらず、また「神輿」も自らを「万能の帝王」で「世界中で怖いものが無い」と信じてしまっていると思うのです。

 これは非常に危険な兆候で、歴史的にみてもあまり前例が思いつきません。

 それくらい「厄介な神輿」が、すぐそこにいるのです。

 また続編を書くことになると思います。

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コメント
例えば、こんな人も。

■中国の習近平総書記らが、北朝鮮の背後にいる米国オバマ大統領の戦略にようやく気づき始めた
板垣英憲
http://blogos.com/article/56469/?axis=g:0


米朝が結んでるとの事だ。

また、長谷川慶太郎氏のように人民解放軍の瀋陽軍区と北が結んでるという観方もある。
もちろん、オーソドックスに、中国中央が北を番犬代わりに飼っているというのも、逆に北に手を焼いているという観方もある。

何れが正しいか断定的には言えないが、全てのオプション及びそれらのミックスを想定して、対策を立てて置く必要がある。
こんにちは!

私も休戦協定が白紙になったのにはびびりました。
春ウリウリ
白ニョンを当初の砲撃目標と公言する北。米国も韓国も経済制裁に終始し軍事的反応は薄い。現に北の工業団地にいる韓国人800人は退去していない。いまいま戦争勃発は考えにくい。挑発一辺倒の強請屋が、春の季節で火病を起こしているだけ。
闇株編集部殿
小生 平和主義者で、戦争反対、武器よさらば、核兵器廃絶、原発も出来れば廃止論者です。北朝鮮の挑発的態度も大嫌いです。北の核武装は日本にとって大変な脅威だと思います。でも 米露英中印(多分イスラエルも) などの大国は 皆 核兵器を持っています。恐らく 世界の人類を 10回以上は 皆殺しに出来る位の在庫はあるでしょう。核兵器拡散は決して歓迎すべき事ではないのですが、特に 米国は 自らは 大量に保有し、負けの決まった大日本帝国に投下して 実戦利用までしているのに 何で 他国が持つのには いちゃもんをつけるのですか? その権利など有るんでしょうか? 結局 俺は持ってるけど お前は持つな! というだけではないですか ! 然も 小国にとってみれば 核兵器を持つ・持っていると思わせるのは 大国に対する「蜂の一刺し」的唯一の生命保険ではないでしょうか ? 現に 持っていなかったのに米国に楯突いたイラクのフセイン、リビアのカダフィは非業の最後を遂げました。金政権は暴虐非道だとは思いますが、彼らを打倒するのは その国の人民達が蜂起すれば良い事で 他国が干渉すべきものではないと思います。如何でしょうか?
ウォン安政策の一環だったりw
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