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内閣官房参与の訪朝

2013年05月16日

内閣官房参与の訪朝

 安倍内閣の飯島勲・内閣官房参与が昨日(5月14日)に北朝鮮を訪問していたことがわかりました。

 北朝鮮側が平壌に到着した飯島氏の映像を外国メディアに公開してしまったのですが、これは安倍内閣としては「想定外」だったはずです。本日(5月15日)の参議院予算委員会で問い詰められた安倍首相は「ノーコメント」と繰り返すだけでした。

 飯島氏は小泉内閣の総理大臣秘書官(政務担当)を務め、小泉内閣を5年以上も延命させた立役者で、2002年の小泉首相訪朝にも、安倍官房副長官(当時)らと随行しています。

 さて、安倍内閣の目論見には参議院選挙を控えて拉致問題の解決があるはずです。拉致問題は、もちろん日本として解決しなければならない問題ですが、北朝鮮包囲網を形成している米国・韓国、それに距離を置きながらも北朝鮮批判を強めている中国に対し、もし報道されているように全く極秘裏に進めようとしていたのなら「軽率だった」と言わざるを得ません。

 北朝鮮から見れば、「日本が北朝鮮に何かを頼みに来た」とのイメージで映像を公開し、米国・韓国それに中国に対する「何らかのカード」に使うことは明らかです。

 「初動」から間違えていたことになります。

 飯島氏の訪朝と関係があるかどうかは不明ですが、東京の朝鮮総連ビルの競売を落札していた「ある宗教法人」が、金融機関から融資を受けられずに流れてしまいました。

 この朝鮮総連ビルについては、2007年に整理回収機構の競売を逃れる目的で、元・公安調査庁長官の緒方重威氏が代表を務める投資顧問会社(無届けでした)に登記を不正に移したなどで緒方氏らが逮捕された事件がありました。

 本来、朝鮮総連の活動を監視する立場の公安調査庁の元長官が、朝鮮総連に便宜を図っていたこと自体が「異様」なのですが、そもそも「被害者」とされた朝鮮総連が全く被害を受けたと認識していない中で元長官らを「不動産詐欺」で逮捕するなど、いまだに訳が分からない事件でした。

 どう考えても官僚組織の中でも「絶対に我々から窺い知れない奥深い闇の中の暗闘」のようですが、所詮は官僚間の争いなのであまり興味を持てず深く調べたことがありません。取り調べた検察サイドには、あの前田恒彦氏がいたようです。

 その朝鮮総連ビルが結局は競売になり、それを落札したのが件の「宗教法人」でした。そのまま金融機関が融資していれば、結局は北朝鮮の「自己競落」で、融資してしまえば金融機関全体にとって「不良債権のリファイナンス(それも旧債権を大幅減額して、さらに大幅増額してリファイナンスするようなもの)」になってしまいます。

 日本としては到底容認できるものではなく、金融庁(つまり安倍内閣)が実質的にストップをかけていたとしても当然のことです。

 しかしその措置が飯島氏の訪問とどこかで「紐づけされて」いて、今後の何かしらの取引材料に使われることは、あってはなりません。

 外交というものは、決して小手先や「お土産」で済む問題ではないのです。


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コメント
時期尚早
他紙に先駆けることなく事件の背後を独自の視点で提供している闇株新聞としてはもうちょっと”静観”してから踏み込んだ内容を書くと思っていました。ソニーかJトラストの話題かと思っていましたので意外です。

>>日本としては到底容認できるものではなく、金融庁(つまり安倍内閣)が実質的にストップをかけていたとしても当然のことです。

推測ですが内閣が圧力をかけなくてもこの場合は見えない力が勝手に働くはずです。中国が北朝鮮に経済制裁を実行する中で日本が朝鮮総連を手助けしていたら国際社会からの批判は免れません。競売をひきのばすことによって”先延ばし”できるわけですから、ベストではないですがベターなのかと思ってます。たまたま某宗教法人が出てきてことが大きく報道されていますが、朝鮮総連の動きを公安が把握するには世田谷に居座って貰った方が都合はいいでしょう。

ただタイミングは抜群に悪いですね。選挙を考えないでいいと思うのですが。支持率悪くないですし。その辺が一度倒幕されたトラウマのようなものなのかもしれません。
空爆
北朝鮮に南朝鮮を統一するために空爆してくれと頼みに行けばいいのに。千年恨み節の謝罪と賠償の請求には辟易。韓国はアジアの癌細胞。
推測シナリオ
内閣官房参与の訪朝の目的がこの時期,どう考えても意味がわからない.矛盾だらけだ!米韓は合同演習中,この時期に日本国が官房参与を派遣するとは一体この時期に何故か?
日本国民は疑問に思わないのか??国会にてノーコメント一体訪朝の真の目的は何なのか?闇新聞は推測シナリオをシナリオ1のケース,2ケース、3のケース等推測シナリオを解説すべきだ!
『北朝鮮から見れば、「日本が北朝鮮に何かを頼みに来た」とのイメージで映像を公開し、米国・韓国それに中国に対する「何らかのカード」に使うことは明らかです。』
なぜ明らかなのか全くわかりません。結果としても、米国、中国は飯島氏の訪朝による何らかの進展を期待するようなコメントをしていますし、韓国はいつものように日本を非難するだけでした。何のカードにもなりませんでした。
最近、単なる安倍バッシングの記事ばかりですね。理由があれば面白いですが、理由が書いてありません。前回の記事もそうでした。あれが「急上昇」って、10年分の推移のグラフを見ると笑い話にしかなりません。
ttp://www.bb.jbts.co.jp/marketdata/marketdata01.html
飯島参与が北京経由で北朝鮮入りした点についての考察が少ないと思います。
飯島参与レベルの人が経由とはいえ中国に入った場合、中国側が何も知らないはずが無いと思いませんか?
入国拒否または発進不可って処置もできたはずです。
北朝鮮に直接乗り込むとか、ロシア経由、韓国経由ってルートもあります。
緊張している韓国ルートは別として、中国ルートを使ったのは尖閣問題で拗れている日中間ですがこの北朝鮮問題に関しては連携していると表明したのではないでしょうか
マスコミが「米中韓共に知らされていなかった」と言うわりにはスムーズに経由しています。
米国も「米国を核攻撃する」とまで宣言していた北朝鮮に無断で訪朝したはずなのに、コメント自体は静観のスタイルですし。
つまり米中には事前報告が有ったと考えるべきで、その場合は韓国以外の国に対しては「何らかのカード」にはなりえないと思います。
強いて言えば北朝鮮国内向けの平和アピールぐらいでしょう。


中国,北朝鮮の工作
飯島参与の訪朝を,北朝鮮側から日本政府に要請してきたのが事実なら,実は中国の入れ知恵で,北朝鮮が日本政府にに申し入れた.
日本政府が内内に米国政府,韓国政府に訪朝を少しでも事前通告をしていなかったのが事実とすると,この裏工作は中国,北朝鮮の米韓日の離反工作政策が成功したとゆう結果になる.そういえば最近,米国,日本,韓国間の関係が少しずつギクシャクしてきている事をお気ずきか?
寛容と謙虚
安倍首相の演説「寛容と謙虚・学びあうアジア」いいね!対話を通じて相互理解力を深める外交哲学,歴史問題等で韓国,中国と種々な摩擦を抱える中,関係修復に向けたメッセージ,歴史問題,拉致問題,核放棄問題,尖閣諸島問題等問題山済みであるが,これらの問題が少しでも進展し,極東アジアが少しでも平和になることである.辛抱強く賢明な方策を駆使しアジアの隣国である中国,韓国,北朝鮮共に平和的雰囲気の極東アジアを構築しなければならない.現実は厳しいが頑張るしかない.
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