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北朝鮮で何が起こっている?

2013年12月05日

北朝鮮で何が起こっている?


 本日(12月4日)は、「どう抵抗しても強行採決される特定秘密保護法案」「急落した日経平均」「1日で再び新展開の徳洲会事件」など書くべき話題がたくさんあったのですが、この話題にしました。他の話題も順次取り上げていくようにします。

 北朝鮮No2とされる張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長が、すべての役職を解かれて失脚したと韓国の情報機関が昨日伝えました。北朝鮮サイドからの正式発表はありません(あるはずがありません)。

 早速「北朝鮮情勢に詳しい」と称する「専門家」が、いかにもみてきたような解説をしていますが、あまり役に立ちそうもありません。だいたい国交がない北朝鮮の状況が正確に日本に伝えられるはずがありません。

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の独裁体制は、終戦直後にスターリン率いるソ連軍が北緯38度線以北の朝鮮半島を占領して共産主義国家を建設するために、当時33歳の金日成を「抗日パルチザンの英雄」に仕立てて傀儡政権としたところから始まりました。

 もともと金日成とは伝説上の英雄の名前だったのですが、北朝鮮人民の前に現れたのは「何の威厳もない若造」で、大いに失望させられたようです。

 ところがその若造が北朝鮮に独裁国家を建設し、ソ連が消滅した後も権力を維持し続け、あろうことか3代も続く世襲王朝を現在に至るまで維持しているのです。

 世界史上で(大国が建設した)傀儡政権がここまで長続きした例はなく、世界に独裁国家は多いものの独裁者が3代も世襲できた例もないはずです。

 中国共産党政権も、もとはといえば1931年に瑞金(ずいきん)にできたソ連の傀儡政権である中華ソビエト共和国臨時政府(毛沢東主席)です。確かに中国共産党は今も独裁政権ですが、権力が世襲されているわけではありません。

 つまり北朝鮮の金王朝は、世界史上でも特異な存在なのです。その体制を支えているものが何なのか?がよくわからない「不気味なエネルギーを備えた大変に厄介な独裁国」が、日本のすぐそばにいるのです。

 金日成(1994年死去)そして金正日(2011年12月死去)は独裁者であるものの、ある程度の政治センス(狡猾さのことです)を兼ね備えていたようですが、3代目の金正恩はまだ30歳で、祖父と父親の残忍性しか受け継いでいないような気がします。

 このようなときは、必ず金正恩に「うまく取り入った一部側近」による暴走政治が始まります。張成沢の失脚も、その流れのなかで「起こるべくして起こった」出来事なのでしょう。

 いずれにしても北朝鮮は「うまく付き合える国」ではなく、「付き合ってよいことがある国」でもありません。北朝鮮利権などあるはずがないのです。

 そのような例を1つだけご紹介しておきます。

 昨年7月21日の参議院議員選挙で、アントニオ猪木氏が日本維新の会から比例選挙区で出馬し当選しています。

 その猪木議員が当選直後の7月25日に北朝鮮を訪問し、朝鮮戦争休戦60年記念行事に出席し金永南・最高人民会議常任委員長と会談しています。この時は参議院選挙で当選していたものの前任者の任期が7月28日まであったため、「民間人」として訪朝したとされていました。

 ところが帰国後(当然に参議院議員になった後)、拉致問題について恐ろしく北朝鮮寄りの発言をしています。「拉致が解決して日本人は幸せになるのか?」などです。

 つまり猪木氏は「北朝鮮の意向を代弁するために参議院選挙に出馬し、日本維新の会に公認されて見事に当選した」のです。日本維新の会は、国交のない北朝鮮の意向を代弁する議員を公認し、見事に当選させたのです。

 猪木議員は11月にも北朝鮮を「国会の承認を得ることなく」訪問し、今回失脚した張成沢とも会談しているようですが、その意図も同じようなものでしょう。

 北朝鮮は、知らないうちに日本の国会に議員を送り込んでいるのです。

 北朝鮮の内政問題である張成沢失脚より、直接日本に関わる「はるかに恐ろしい問題」なのです。


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コメント
ウランが山ほど採れるから、誰も手出し出来ないんじゃないかな?
>その体制を支えているものが何なのか?

マインドコントロールが成功しているからだろう。
独裁者の誕生日に虹がかかったとか、部外者から見れば、まさに噴飯物だが、それらが効果をあげているのだろう。
日本だって、たかだか70年前は多くの国民が「国生み」を信じてたんだから他人事ではない。
嘘だと思ったら、おじいちゃん・おばあちゃんに聞くがいい。
私「本当に国生みなんて信じてたの?」
おじいちゃん「疑うなんて畏れ多くてできるわけないじゃないか。それこそ不敬罪だよ。」
同じ質問を東京帝大卒のわが恩師に聞いた。
私「当時の日本国民は、国生みを信じてたんですか。」
恩師「少なくとも僕は信じていなかったな。それに大学に入学して間もない講義で、日本列島は造山運動によって誕生したものであり、君たち国家を指導する者は、無知蒙昧な国民のように非科学的なことを信じてはいけない、と最初に教えられたよ。」
私が大学で得た最大の知見は恩師の上記の言葉だ。
エリートと国民とで教えることが違うとは、ダブルスタンダードもいいところである。
まさに由らしむべし知らしむべからずである。
このような「国体」の無垢な国民を目覚めさせるのは非常に困難である。
あれだけB29による波状的空爆を行い、首都を始め主要都市が灰燼に帰し、ダメ押しに2発も核兵器を打ち込んでも目覚めないのである。
つまり、このようなタイプの国家の国民をマインドコントロールから目覚めさせるには、圧倒的軍事力で占領するしかないのは、わが国の歴史が証明している。
だが、現政権に対する中国の後ろ盾がある限り、北朝鮮国民がマインドコントロールから目覚める日はこないであろう。
自民党は統一教会政党
自民党が統一教会を通じて北朝鮮と癒着関係にある
事は今日多くの人々の知るところです。安倍晋三は
統一教会の合同結婚式に祝電を送っています。
世界中のアングラマネーが北朝鮮に集まって金融立国として国際舞台にデビューすると資源大国でもあり
大いに期待できます。今回の騒動もまだはっきりした事
が分かりません。支那を牽制する意味でも北朝鮮の
地政学的価値は計り知れません。
特定秘密保護法案は米国の劣化版 -60年後公開では官僚組織を牽制出来ない-
●特定秘密保護法は、今の日本にとって不可欠だ。
 特に中国の明確な領土的野心への対応が喫緊である中、制定を急ぐ必要がある。
●しかしながら、米国と同様のものを作ればよいものを、特定秘密事項公開を原則最長60年後(米国は原則最長30年)とする等劣化しており、政府・官僚組織の権力乱用を牽制できない。
●安倍政権及び与野党は、米国と同様のものを作るべく参院審議で修正協議を行うか、今国会での制定を諦め、次期国会で仕切り直すべきだ。

安倍政権は先月26日、特定秘密保護法案を衆院で通過させた。
このまま行けば、今国会に於いて参院で多数で可決成立する。
何故、こんなに成立を急ぐかと言えば、緊迫度を増す中国北朝鮮への対応が必要であり、またそれに関し米国政府から要請があったためだ。

当の米国政府は、日本の特定秘密保護法案については、恐らく次のように考えている事と推察される。
「米日で中国北朝鮮に対処して行かねばならない中、今回成立の見通しが立った事を同盟国として高く評価する。政府への牽制機能が弱いとの批判があるが、それは日本人が決める事だ。」

筆者は当初不覚にも、安倍政権は提出法案内容を、政府への牽制機能を弱く曖昧なままとして置き、国会審議の中でみんなの党、維新等の「中間野党」に花を持たせ、最終的には米国と同様のものを作るものと楽観視していた。

しかしながら、衆院を通過したのは、両党の自民擦り寄り合戦の結果、更に分り難く、およそ法文とは思えない程の曖昧な表現で出来た代物だった。

特に特定秘密事項公開については、原則最長30年後なら、当事者が引退後も赤っ恥を掻くかも知れないから牽制になるのであって、60年後には墓の中に入っているから何の牽制にもならない。
これを看過してしまうのは、国会議員・マスコミを筆頭とした日本人の構造的思考力の弱さの現れである。

米国政府も安倍政権も、この法案に関して政府への牽制機能を弱める事には元々強い拘りはないだろう。
この法案に乗じて、権限拡大を目論む霞が関の官僚機構にしてやられたという事だ。

繰り返すが、特定秘密保護法は必要だが、安倍首相は後世の批判に耐え得るものを作らねばならない。
君側の奸は、斬らねばならない。
闇株新聞としてお金を取っている以上、読者の期待に応える為に飛躍した内容を記事にするのは後悔をしますよ。

裏づけのない憶測はただの下衆の勘ぐりであり、場合によっては名誉毀損。裏づけを取ってあるのであれば問題はないですが。
アントニオ猪木さんは北朝鮮が送り込んだ国会議員とかちょっと発言が過ぎると思いますけどね。
相手は橋下市長が率いる維新の会ですよ。
彼は八百長いえども感じさせない試合、手腕は天才ですね。
人間の金欲の王者ですね。
正常化キックバック利権かな~。
うーん様

闇株新聞は無料ですよ。念のため。

有料メルマガもありますが、記事は全く別です。

闇株新聞編集部
は対アメリカの窓口ですかね?
有料版と無料版はまったく内容が違う別物なんですね。私はもっと詳細な内容が有料版に記載をされていると思っていました。
記事を使い分けるのは有料版に引き込む事を目的にされていますよね?

貴誌は陰謀説を展開するのがお好きなようですね。
確かに多くの事象は大きな力が働いて構造的に動かされている事はよくあります。
しかし妄想だけで断定的に結論付け不安を煽りお金を集める。これはもう霊感商法ですよ。

ここ数日、内容を見た限りでは広く知識を持った記者である事はよくわかりますね。しかし最後には陰謀説が出てくる。

ただ、本当の闇にはまったく触れない。例えば創価学会。創価学会なんて日本の一番の闇だと思いますね。

徳洲会を記事にした時点で創価学会に触れるべき。あっちの方が組織的に票をまとめているだろう。

いつも楽しく記事を読ませて頂いておりますが、
今回の記事はとても残念です。
北朝鮮政府や金一族を擁護する気は全くありませんが、「3代目の金正恩はまだ30歳で、祖父と父親の残忍性しか受け継いでいないような気がします。」と憶測で他人を批判するのはいかがなものかと思います。
「北朝鮮が暴走する」とか言う論調は無責任なマスメディアでも良く見かけます。
普通のマスメディアでは知ることのできない情報を得られるのが、闇株新聞だと思っていますので、今までのような緻密な調査に基づく記事をお願いします。
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