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FRBの量的緩和縮小をどう考えるべきか?

2013年12月20日

FRBの量的緩和縮小をどう考えるべきか?


 昨日(12月18日)開催されたFOMCで、現在の量的緩和の縮小が決定されました。現在買い入れている月額400億ドルのMBSと同じく450億ドルの(主に)長期国債を、来年1月からそれぞれ50億ドルずつ(計100億ドル)減らすことになりました。

 本誌は「(量的緩和の)縮小はない」とほぼ断定的に書いていたので、「大はずれ」となりました。

 決して「言い訳」ではなく、今までのFRBの行動から考えて「弊害がなければ縮小しない」さらに「弊害とはインフレ懸念、特に中国などの新興国経済の過熱」と考えていたため、ここでFRBあるいは米国政府の金融政策に対する判断材料(の優先順位)が変化したと考えます。

 もう1つ、量的緩和を縮小したにもかかわらずNY株式が上昇し、ドルも上昇し、10年国債利回りはそれほど上昇しませんでした。つまり本年5~6月にバーナンキ議長が量的緩和の縮小を「示唆」した直後の反応とまったく違います。

 つまり「FRBの金融政策に対する判断材料(の優先順位)」と「FRBの金融政策に対する金融市場の反応」の双方が変化していることになります。

 この2つが「どのように変化したのか?」と「その背景」を、しっかりと理解しておかなければ、今後の金融市場の動きを見誤ることになります。

 昨日のNY株式は292ドル高の16167ドルと史上最高値を更新しました。ドルは対ユーロで縮小の発表直後に一時1ユーロ=1.3810ドルまで下落したものの、その後はじりじりとドル高となっています。対円では本日(12月19日)早朝に1ドル=104.35円とリーマンショック後のドル高(円安)となりました。

 また本日の日経平均はNY株高と円安の恩恵を受けて271円高の15859円となり、終値でリーマンショック後の高値を更新しました。

 つまりFRBが量的緩和を縮小したものの、(意外にも)NY株高とドル高(円安)となり、結果的に日経平均が最も恩恵を受けて急上昇したとなります。

 もっと具体的に考えますと、(日本の)株高と円安はさらに持続するのか? いつまで続くのか? 反転するとすれば要因は何か?

 リーマンショック以降、拡大の一方だったFRBの量的緩和が方向転換を始めたのか? だとすると世界の投資資金の潮流はどのように変化するのか?

 日銀の「異次元」量的緩和は、何の疑問もなく続けていくべきなのか? さらに日銀の追加量的緩和は期待してよいのか? だとすると、その弊害は? などとなります。

 これらをじっくりと考えて、毎週月曜日の夕方に配信している有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」のメインテーマに書きます。

 そのメインテーマだけを前倒しして、12月22日(日曜日)午後に配信します。

 宜しかったらお申込みいただいて、読んでみてください。

 お申込みいただければ、12月の配信済み分もお送りします。料金は来年1月分からです(引き落としは12月31日です)。


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コメント
大外れしていて良い訳たれて有料会員に誘導ってw
もうじーさんの時代じゃないなwww

サハを予想していた数年前が懐かしいよ残念。
そりゃないですよ。
あそこまで断定的に書いていた事が外れた上に、情報は有料会員にだけとはちょっとヒドイのでは無いですか?
きっちりと無料で貴方の考えを公開する必要があるのでは?
今回はいただけない
いつも楽しみに読ませてもらっています。
ですが、今回の予想はいただけない。
論理立てて今回の量的緩和の縮小が行われると予想している方がいらっしゃる一方で、予想を外したいいわけ&有料会員への誘導。予想が外れたことを素直に認め、今後の記事の糧にしていただきたいと思います。
今後も読ませていただきますよ。
お試し期間限定無料とか過去記事などの割引とかあるといいなあ
私の記憶では、自信に満ちた予測が大はずれするのは、今回が初めてでもありませんが、さすがに今回の対応は、みっともないですね…
いつも楽しませてもらってます。まあ確かに新興市場の過熱はもちろん副作用の一部であるとは思いますが、連銀は伝統的に金融市場に対して非常に敏感な中銀なので、初夏の米国発グローバル金利ボラティリティ上昇後のここ数か月はどう考えても「量的緩和がもたらす債券市場の歪み」が主題だった気はします。更に言えば新興市場の直近のプライス・ファンダメンタルは金融要因というよりも供給サイドの構造要因の色合いが強いと感じるし、連銀が金融緩和の「第一義的副作用」として「これまで」捉え続けていたとみるのはいささか無理がある感はぬぐえません。「ここで」連銀か米国政府の判断材料が変化したと結論付ける理由を伺いたいです。ここは非常に重要なポイントだと思いますので。。。マクロに関しては個人的には誰が語ってもさほど付加価値がかかり難い分野だと思うし、多くの人と議論して学ぶのが正道だと感じてますので出来れば公開でご意見を伺いたく存じます。
貴重なご意見ありがとうございました。

今後の参考とさせていただきます。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

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